いちばん遠い選択。


スピーカースタンドに続いて、スピーカー本体がやっと到着。JBLの70周年記念モデル「4312SE」でございます。先月の28日に入荷予定だったのが、1週間遅れて今月の5日に入荷の連絡が来て、仕事の合間を縫って昨日の午後にやっとご対面。


1本25kgのスピーカーが2本セットでひとつの箱に入っている=50kgってことで、さすがに無理だからお店で外箱から出してもらって、それぞれをデミオに積んで帰宅。25kgでもクルマから降ろして運び込むのに一苦労。しかも雨。


すぐに開封したい気持ちを抑えて会社に戻って仕事の続き。仕事から帰ってきたら、これを2階のオーディオルームまで持ち上げる体力が残っていないようなグッタリ加減。そのまま1時間位寝てから作業開始。


箱に書いてある説明通りに開封したら逆さまにデビューしてしまった。なんだよ、逆さまに入ってるんじゃないのかよ。それにしても重い。持ち上げて逆さまにするだけでも腰にかなりの負担がかかる。


先に到着していたスピーカースタンドにセット。おおー!バッチリじゃん。今までよりもスピーカーの左右の間隔を広めに取ることにした。もう1台を開封~スピーカースタンドに乗せたところでマニュアルを確認すると、どうやらぼくの部屋の広さだと左右逆っぽい。マジっすか。もう腰と体力がアレなんですけど。


マニュアルが英語のみなのよねぇ。この証明書は70周年記念モデルなのと、左右がマッチドペアってこと? シリアル番号は425と426。話によると500セット限定だから、半分ちょっと手前ってことかな? 欲しい人は急いだほうがいいかも(笑)


裏側はこんな感じ。バイワイヤリングじゃないのがシンプルで良い。JBL自体はアメリカのメーカーだけど、生産はメキシコなんだね。ちょっとねー、仕上がりが雑というか、微妙にキズがあったりするんだけど、まぁこんなもんでしょうってことで、今回は不問に付す。これをまた移動するだけの体力や精神的な余裕がない。


それにしても、まさか自分がJBLを選ぶとはねぇ。買い換えるなら能率(出力音圧レベル)の高いやつにしようってのがまずあって、そこに「置けるならデカイ方がいい」っていうオーディオショップのひとことで方向性が決まった。そうなると現実的にはJBLくらいしか選択肢がなくて、でもJBLにはあんまりいいイメージがなくて。実際に聴いてみると言われるほどクセは感じないというか、あれ?これって結構いいんじゃね?って事になって、そこに決算月というスペシャルが重なって、20年ぶりのスピーカー買い替えはサクッと決着。


例によって今日も仕事に汚染されていたんだけども、なんとか午後は時間ができていろいろと鳴らしてみた。今まで使ってきたContour 1.1に比べると音のひとつひとつに実体感があるというか…スネアの皮の張りだとか、シンバルにスティックが当たる感じだとかが数段リアル。低域はクリアでもっと下まで出るのと、重さを感じる。全体のスケール感も段違いで思わずニンマリ。だがしかし、来週は仕事が立て込んでいてあんまり鳴らせない予感。まぁまぁ、じっくりとやっていきましょうかね。

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