実はゴールデンウィーク直前にマイクロソフトのSurface Proを導入いたしました。が、到着2日後にWindows 10 April 2018 Updateが来て、待ってましたとばかりにアップデートしたところブルースクリーンを連発するようになった上に、その後の修正パッチ(KB4103721)でトドメ。起動しなくなってしまったから、11日にマイクロソフトに修理依頼をして、製品交換で16日に返ってきた。原因はIntel製のSSDだと言われているけど真相はどうなんだろうか? ちなみに交換品のSSDはサムソン製。高負荷時は(交換前の)Intel製SSD搭載機よりも若干本体の温度が高いような気がする。
このマイクロソフトの修理サポートが最悪でねー、修理依頼の受け付けメールはすぐに来たんだけども、送り先がどこにも書いてない。修理のステータス確認ページにある「返送先ラベルの取得」ボタンはグレーアウトしてて押せないし、表示されている返送先はマイクロソフトからの返送先…つまり自分の住所。しかたがなくマイクロソフトサポートに電話で問い合わせたら、1回目は混み合っています→番号をお選びください→メーカーにお問い合わせください→お電話ありがとうございました、という流れで切られてしまった。2回目でなんとかつながって送り先を教えてもらったけど、ただ送れば本体のシリアルナンバーで判断するとか説明しておきながら、最後に送り状に修理受付番号を書けとか言ったりして、Surface Proへの愛着がなくなりかけた。
こういうのは安いのを買ってガンガン使い倒した方が楽しいだろうってことでCore m3/4GB/128GBの「FJR-00016」にした。スペック的にはメインメモリーが4GBっていうのが少々不安。かと言ってメインメモリーが8GBのモデルは5万円近く値段が上がってしまう。買う前にいちばん安いのがどのくらい使えるのかインターネッツを徘徊してみたけど、ユーチューバーはいちばん無難で普通なCore i5/8GB/256GBにキーボードもペンも買いましたーとかやってるヤツばっかでなんの参考にもならなかった。みんなが聞きたいのはいちばん安いSurface Proがどのくらいの感じで動くのかと、Windows 10のタブレットとしての使い勝手がどうなのかって話よ。
なんだかんだで10日くらい使ってみた感じでは、Yahoo!ニュースを見るとかOfficeを使うくらいなら全くストレスなし。YouTubeやGoogleマップで画面をスクロールする時なんかに若干引っかかりを感じる。バックグラウンドでセキュリティソフトのスキャンとかクラウドストレージの同期がかかっている時もワンテンポ待たされる感じがあるかなー。RAW現像とか動画編集とか、負荷がかかり続けるものは厳しそう。まぁまぁ、写真や動画はデスクトップがあるから、Surface Proは基本的に見る専門でね。
キーボードは買ってないけど、ペンは買った。タッチ操作に対応したアプリがまだまだ少なくて、従来のWindows用アプリケーションを使う場面が結構ある。そうなると指でタッチ操作するにはボタンやエリアが小さすぎたりして、そういう時にペンが重宝する。その他、画面をキャプチャしてペンで書き込みとか、最初しかやらないと思う(笑) タッチ操作での日本語入力方面はマイクロソフトのIME(MS-IME)以外は実質使い物にならない。Google日本語入力とATOKと試してみたけど、MS-IME以外では入力モードが日本語と英語どっちになってるのかわからないとか、そもそも入力できないとか、入力が終わってもキーボードが消えないとかいろいろ。ペンで書いて入力するのとフリック入力もMS-IME以外ではできない。だがしかし、MS-IMEはユーザー辞書が機能しない状態(ぼくだけか?)で、現状ではどっちに転んでもアレ。
いろいろ不満を書いたけども、ノートPCにもタブレットにもなるっていうのは今まで使ったことがないから新鮮で楽しいし、何よりもフル機能のWindowsというところがいざという時に心強い。MacBook Proは資金繰りのために売却。Windows Vistaに失望してiMacに乗り換えてから約10年、Macはここで一旦リセット。MacのおかげでWindowsがずいぶんとまともになった(笑) Apple様におかれましては、Mac方面でまた面白いやつをお願いします!