桐ヶ谷仁の『indigo』をCDで購入せしめました。1stと2ndは配信やYouTubeにあるけど、それ以降は極端に情報が少なくて、今回の『indigo』もインターネッツに無いってことで買ってみた次第。去年の10月に東芝EMIの1枚1,650円の廉価版シリーズでリイシューされていた。タワーレコードの500円引きクーポンで1,150円になったということにしておきたい。ジャケットはカルロス・ジョビンの『WAVE』のオマージュ?
彼の1983年の3rdアルバム『JIN』が今でも時々聴くほどお気に入りで、その延長線上にあるであろうことを期待してたんだけど…そうでないことを差し引いてもこれはいったい…。ニック・デカロ等々のちょっと陰りのあるブラジルっぽいのをやりたい感がありつつ、アレンジが乾きまくったリゾート系フュージョン(?)になっているのがよくわからない。 スキャット(一部歌詞あり)には素人っぽさが漂っていて、インストゥルメンタルとの融合は…どうなんでしょう?(笑) そんなわけで、2回目を聴くどころか1回目の途中で辛くなってしまった。まぁまぁ、今は冬だしさー、せっかく買ったんだから夏くらいまで寝かせておいて聴きなおしてみましょうか。
<CITY POP Selections> by UNIVERSAL MUSIC
1979年にシンガー・ソングライターとしてデビュー。松任谷正隆に師事し、ティン・パン・アレー人脈が参加したデビュー作『MY LOVE FOR YOU』など、CITY POPの名盤を数多く発表している。
参加ミュージシャンに高水健司, 中西康晴, 石塚恵美子, 松下 誠, 矢島富雄, 南 浩之, 金城寛文, 広谷順子, 小野香代子, 桐ヶ谷俊博などが名を連れ、スキャットとインストゥルメンタルの融合した5枚目のアルバム。全10曲を収録。
■1990年作品
https://www.universal-music.co.jp/p/upcy-90141/
うおさん、こんばんは。桐ヶ谷仁「indigo」名盤ですよね~自分もCITY POP Selectionで買いました。声のトーンを抑え、サウンドと一体感。たまりません(笑)正隆さんのアレンジも良いですが、椎名和夫さんと組んだ「ヴァーミリオン」も好きです。特に「Weekend Game」は夕焼けを見ながらドライブのBGM最高です。このCITY POP Selectionお手頃なので色々と買ってますが本当に音が良いです。昔、久野かおり「Concord」ボロボロの中古で聴いてたのですが、今回新たに購入して良く聴いてます。清水信之さんと萩田光雄さんメインのアレンジですが名盤と思います(笑)ジョビンのWAVEの緑盤、輸入盤ですね~オレンジ色も良いですが緑も良い~Wave、好きなアルバムだけど再発CDはテープノイズ多いです・・・LPが自分は好みです。
康晴さん、ありがとうございます。
『indigo』ぼくにはピンと来てないんですけど、やっぱり先入観が邪魔してるんでしょうかねぇ。週末にもう1回聴き直してみようかな。
久野かおりは知らなかったので今ちょっとYouTubeでさらっと聴いてみました。90年代初頭のこの感じ…懐かしい。清水信之と萩田光雄は安定感抜群でぼくも好きですよ。
ジョビンの『WAVE』はかなり昔に中古で買ったもので、1988年にヴァンゲルダー・レコーディング・スタジオでリマスターされたものというクレジットがあります。買った時点でCD自体が劣化していました。テープヒスはほとんど聞こえないですけど、古いCDの音がしますね(笑)