60’s

庭木に電飾したりする家が増えてきた。
どうせやるならこのくらい(注:音が出ます)やって欲しい(笑)
やっぱ本場は違うなぁ。
でも、ぼく自身は昔に比べたらクリスマスとか、
年末年始とか全然盛り上がらなくなってしまった。
それでも毎年1回は聴くというアルバムが2つある。

A_christmas_gift_for_you

ビートルズのLet It Beやジョン・レノンのImagineのプロデューサー、
フィル・スペクターのクリスマスアルバム"A CHRISTMAS GIFT FOR YOU"。
当時自分がプロデュースしてた人たちを集めた
オムニバスっぽい感じのクリスマスアルバム(63年発売)。
ロネッツ、クリスタルズ、ダーレン・ラブという名前や、
ジャケットの女性陣のヘアースタイルにピンときた50’s~60’sの人は即買いの1枚。
クリスマススタンダードが中心だけど(フィル・スペクターの)オリジナルの
CHRISTMAS(BABY PLEASE COME HOME)がハイライトかな。
ロネッツの"ママがサンタにキッスした"も捨てがたい。
音はこもった感じであんまり良くないけど、
これは多重録音(モノラル)+分厚いエコー=ウォール・オブ・サウンドという
彼のトレードマークでもあるので良しとしよう。
フィル・スペクターはちょっと前に殺人罪で逮捕されたと思ったけど
その後はどうなったんだろうか?

Bb5_christmas_album

もう1枚は、そのフィル・スペクターを師と仰ぐブライアン・ウィルソン率いる
ビーチ・ボーイズの64年のクリスマスアルバム
A面はブライアン・ウィルソンのオリジナル、
B面はビックバンドをバックにクリスマススタンダード。
音はまだウォール・オブ・サウンドではなくてさわやかなクリスマス。
これは高校生のころによく聴いたなぁ。

ところで、クリスマスを"X’mas"って書くのは間違いって知ってた?
本来は"Xmas"って書くんだって。
そう思っていろいろ注目してみると、
最近はちゃんと「’」のないXmasの表記が増えてるんだよねー。

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