リバイバル。

Weather_report

『BLOW BY BLOW』『Stuff』を聴いてるうちに、ジャズを聴き始めたころに名盤○○選みたいな本に騙されて買った、”この付近のもの”をちゃんと聴き直してみようと思って、手始めに『Weather Report』をCD棚から発掘。

当時はこういった辺りがジャズの範疇、あるいは延長だという知識が無かったし、いわゆるジャズらしいジャズを求めていた事もあって退屈で、1回通して聴くまでもなくボツ扱いにしていたのでありました。

狭く浅いながらも、何となく全体を俯瞰できるようになってから改めて聴く『Weather Report』は、やっぱりマイルス・デイビスの『Bitches Brew』の匂いがバンバンしてくるね。1971年のデビュー作で、バンド自体はまだファンクになる前。ジャケットそのままの、なんとなくクリスタルな透明感のあるサウンド。

バンドとしてのWeather Reportは、ちょうど今ごろの天気のように、メンバーの入れ替わり立ち替わりやサウンドの変遷があって、ジャコ・パストリアスが加入した辺りで絶頂って流れなのかな? その辺りも2枚くらい騙されてるはずだからまた探してみよう。

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