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いつもと同じように朝クルマに乗り込むと、ダッシュボードの上にnuvi1360が転がってる。朝晩寒くなったせいかなぁと思って取り付け直しても、お昼にはまた落っこちてる。どうやらマウントの吸盤が劣化してダメになってしまったらしい。マウントだけ買い直そうと値段を調べてみると約3,000円。大した金額じゃないんだけど、毎年マウントを買い替えてまで使う価値があるのかどうか考えた結果、nuviとはお別れする事に決めた。
Google Mapで作成したルートをインポートできるって話だったけど、実際には通過点を読み込んでnuviがルートを決定する仕様で、その結果も通り過ぎてから同じ道を戻るみたいな不可解なものばかり。さらにGoogle Mapのバージョンアップで一時的に使えなくなったりと、期待した部分の使い勝手が全然ダメだった。
とにかくコンパクトでお手軽な事を条件に白羽の矢を立てたのが、ソニーのNV-U37。もうちょっと出して、VICSを受信して渋滞回避する機能が付いた上級機種という選択肢もあったけど、VICSのアンテナを付けると大げさになるし、シガーソケットから給電しないとその辺りが機能しなかったりするから却下。NV-U37でも、本体内に持っている渋滞発生場所と日時の統計データが、ルート設定に反映されるから十分というか、リアルタイムで渋滞を回避するシステムが完成されたとは言えない現状では、この方が確実のような気がする。NV-U2を使ってた時は、右折だって言うから必死に右折車線に入ったら、やっぱり直進に変更、とかあったし(笑)
もう1点、上級機種と大きく違う所はGPSの信号を受信できないトンネル内や高架下では正確にナビゲーションできないというところ。この辺りは今までnuviで困った事もなかったし、何よりもそのために大げさになるのが(以下略)
本体の厚みは結構あるけど、全体的にはコンパクト。可動部分はなくなって背面もスッキリ。夏場の事を考えたら背面が黒じゃないカラーの方が良かったかなー。その他、自転車や徒歩(アウトドア)のナビとして使えるのがウリで、IPX5の防滴仕様になっているのであります。
NV-U2に比べるとマウントもずいぶんとスマートになって、なんとフロントガラスに設置可能! これは嬉しい誤算。ポロのダッシュボードは柔らかい素材でできてるから、長時間吸盤で引っ張ると変形して戻らなくなりそうだし、バックミラーの位置が低くてダッシュボードが高いから、手前に設置すると操作性は良くなるけど視界が悪くなる。フロントガラスに設置するのが日本では違法だっていうのが問題だけど…。
起動やGPSの測位は速くて、地図のスクロールや操作全般はサクサクと表現できるくらいレスポンスがいい。半透過型液晶のおかげでバックライトの明るさを落としても視認性はばっちり(でも写真写りは悪い)。今日ちょろっと走り回った感じでは、バッテリーのみで4時間くらいは行けそう。今いる場所や道路の名前も表示できるようになってるし、小さな画面でも案内表示が分かりやすい。久しぶりに満足度の高いお買い物。