念願の。


Macに標準のバックアップアプリケーションであるところのTime Machineが、ちょっと前から意味不明のエラーメッセージを表示して動かなくなってしまった。おかしいなぁ、容量が足りない場合は古いファイルが削除されて、新しい差分が書き込まれるはずなのに…。調べてみたら、エラーメッセージの通り、バックアップに使っているハードディスクの容量が足りないという事らしい。そうだ、iMacはハードディスクを2Tの物に載せ替えたのに、バックアップに使ってるのは640GBのUSB外付けハードディスク。連休の旅行の写真や、ここのところまた急速に増えているiTunesライブラリーで、iMacのハードディスク使用量がUSBハードディスクの容量を超えてしまっているではないか。

バックアップ先を容量の大きな外付けハードディスクに交換することにして候補を練る。無線LANで使ってるMacBookのバックアップも取りたいから、NASと呼ばれるLANでつなぐハードディスクにする。そうなると、アップル純正のTime Capsuleかなー。でも、これは無線LANのルーターとか、いらない機能が乗っていて、値段も高め。熱くて壊れるとか聞くし…と思っていたところに、颯爽と現れたのが、バッファローのLinkStation。Time Machine対応を高らかに謳っていて、お値段もそこそこ級のスタンダードなモデル、LS-X2.0TLJに決定。末尾の「J」はタイの洪水後に値上げになったモデルだとか。

早速セットアップ。と言っても、電源スイッチもなんにもなくて、アダプターとLANケーブルをつなぐだけで、物理的なところは完了。縦置きでも横置きでも可。一昔前の外付けハードディスクにあった、ブーンという共振音はないけれど、放熱のために穴がたくさんあいてるから、書き込みや読み込みの時のシーク音は結構聞こえてくる。

Time Machineに対応しているだけあって設定は本当に簡単。まずはファームウェアを最新版に更新。バックアップに使う共有フォルダを指定したら準備完了。あとは、MacのTime Machineの設定画面で、LinkStationをバックアップ先に指定するだけでOK。

初回の全部バックアップする時はUSBのハードディスクの方が速いと思ったけど、その後の差分バックアップは変わらないか、むしろ速いんじゃないかという気がする。実測してないからわからないけど(笑) 直接速さと関係ないところで、ファイルを保存するときに、USBのハードディスクがサスペンドから復帰するまで、1〜2秒待たされるのがなくなったのが快適。貴重なUSBポートもひとつ空いた。

電源管理もなかなか充実してる。電気代の高い平日昼間は電源オフ。土日は寝てる間だけ切るように設定。ほかにもiTunesサーバーだとか、外に向けてファイルを公開したりする機能(スマートホン連携?)があるけど、今のところ使わないからよくわからない(;´Д`)

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