しばしの先送り。

去年の10月に発売されたみたい
毎年うつうつとした気分になるこの時期を乗り越えるために買った『デジタル写真の色を極める!「写真の学校」』という本は、押し寄せるいろいろな問題に対しては全くの無力で、途中まで読んだところでオーディオルームのソファーの横で惰眠をむさぼっていたのでありました。その問題は何ひとつ解決していないけれど、お得意の先送りでひとまず回避することに成功して、読書を再開するというお知らせ(笑) 全部読んでから書けよって話なんだけど、そうなるといつになるかわからないし。

なるほど、そういうことだったのか
「10年経っても古くならない、色の基本を学ぼう!」とのことで、まずはディスプレイに表示される画像と、プリントされた写真の発色の原理の違いから始まって、色域やホワイトバランスの話。そこからコンピューターで画像を扱う上で避けて通れないヒストグラムの見方やトーンカーブ、調整レイヤー等々と進んでいく。一応はPhotoshopを基本としているけれど、道を知っていれば違うクルマに乗り換えても到着できる的な読み方をすればいいようになっている。果たして10年後に新しい道ができていないとも限らないけども。後ろの方にはレタッチのための環境の話。プロじゃないからそこまでしなくてもいいんだけど、やってみたいってのはあるなぁ。

キャリブレーター欲しいなぁ
ぼくは自分でいろいろと決められないし、「やろう」とか「できる」っていう感覚がとっても薄い人間だから、カメラが完成させてくれるJPEG以上のことは望まないし、その辺りの煩わしさからSIGMAのDP1xDP2xは売却してしまったんだけど、無い物ねだりというのか、ちょっと前に発表になったdp Quattroが気になって、自己流でやってきた部分の確認もかねて、なんとなく準備しておこうかなぁというのが本音かな。でもなー、やっぱりその問題を何とかしないと罪悪感と自己嫌悪に押しつぶされてしまうだろうなぁ。

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