お友達からいただいたブルーチーズ。いわゆるゴルゴンゾーラってやつなのかな。激しくクセのある香りが立ちのぼってにっちもさっちもいかない状況を何とかすべく、いろいろと思いを巡らせた結果、パスタにすることに決めた。こういう方向のものは避けてきた人生だったけど、連休初日に仕事をしている自分にドロップキック。
この辺を参考に、家に常備されていない白ワインと生クリームを買い出しに行くところからスタート。最近は料理用っていうホイップできない生クリームが売ってるんだね。個人的にはそういう方向に加えて、100ccずつ小分けにしてもらいたいとか思うけど、牛乳屋のお友達によると容器代との兼ね合いで200ccが限界なんだとか。乳製品のてんこ盛り状態に、食べる前からコレステロール値が上がりそうだ…いや、その前に無事に食べることができるんだろうか?
パスタをゆでながら、恐る恐るソースの作成にとりかかる。ブルーチーズの匂い…食べられなかったらどうしようか…そんなことばかり考えてしまう強烈さ。さっきのレシピによると、全部フライパンにぶっこんで溶かせばOKっぽいんだけどさー、白ワインをどこで使うのか書いてないじゃん。まぁまぁ、白ワインも一緒でしょうという判断でガンガンぶっこんでいくんで夜露死苦!
パスタと一緒にゆでた冷凍ブロッコリーをチーズの溶けたフライパンに移動。午後も会社に戻らないといけないから、白ワインのアルコールをしっかり飛ばそうと思ってちょっと煮過ぎたのか、若干何かが分離してしまったっぽいけど安全第一だから。相対的にブルーチーズの量が少なめだったこともあって、この時点で勝ちを確信した。
ゆで上がったパスタとソースを絡めたら、仕上げに粗挽きコショウを散らす。ひと口食べてホッと一息(笑) おいしいじゃんこれ! ブルーチーズの香りもしっかりするし、何というのか鼻に抜けるこの香りは…廃墟? 何かと廃墟に縁のあるあの人…ブルーチーズありがとうございました。食べた後に自分からヤバイ匂いがするのは想定外だったけど、ブルーチーズはクリアということで、ここはひとつ。