ステップアップ!

針圧0.75gで低音もバッチリ!

針圧0.75gで低音もバッチリ!

お友達からお借りした、SHUREのM91GDというカートリッジでレコード方面はほぼ満足してしまっておりましたが、この前ちょっと話した近くの本屋でやってるレコードセールにおじゃましたらまたまた火が付いてしまって、衝動的にDENONの昇圧トランス「AU-300LC」をゲットしてしまったのであります。これはなんなのかと言うと、M91GDと一緒に借りているDENONのDL-303の出力を約10倍に大きくするもの。2013年位まで売ってたみたいだけどすでにディスコン。グッドタイミングでオークションに未使用品が出ていて、即決で保護いたしました。

発売当時45,000円

発売当時45,000円

DL-303というカートリッジは、出力の低いタイプ(=MCカートリッジ)で、ぼくの使っているATOLLのIN100SEというアンプに増設したフォノイコライザーボードはこれに対応しているはずなんだけど、実際にはなんともメリハリのない音しか出ない状況で、こいつをなんとかうまく鳴らしたいと思いつつ、これ以上レコード関連にお金をかけるのもいかがなものかと先送りにしておりました。それにしても、去年の暮にパイオニアのPLX-1000を導入してからここまで、想定外に早くたどり着いてしまったな。この先は…モノラル専用カートリッジかなぁ。

3Ωから40Ωまでのカートリッジに対応

3Ωから40Ωまでのカートリッジに対応

AU-300LCはレコードプレーヤーとフォノイコライザーの間に挟むだけ。トランスだから電源も必要ないし、アンプ内のフォノイコライザーボードの設定もMMカートリッジのポジションのままでOK。緊張の音出し…おお、すごい!フォノイコライザーのみのシオシオの音がウソのように、迫力があってクリア。パンチ力みたいなものはM91GDの方がほんのちょっとだけ強い気がするけど、DL-303はとにかく繊細で高解像度かつまろやか。これがMCカートリッジの音なのか! CDやハイレゾとの聴き比べはしていないけれど、いわゆるオーディオ的な音質としてはもう十分だなー。PLX-1000をリスニング用に検討してる人には、「大丈夫だ、問題ない。」と言っておこう。

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