7年後はひとりで。

時計がなくなってる
北杜市で廃牛に会ったあとは、清里でソフトクリームを舐めつつ下道でダラダラ帰る作戦にしたんだけども、北杜市から清里って結構距離あるんだねー。前回、7年前にお友達と一緒に来た時の記憶を掘り起こして、無料の駐車場が空いてなかったらそのままスルーして帰ろうということにして清里駅まで来てみたら、こんなにいい季節の週末なのに駐車場はガラガラだった。それどころか、確か一律500円だった駐車場が、どこも無料になっておりました。そして1台も入ってない。

営業してないけど廃墟ではない
これはいい感じに違いないと、胸を膨らませて踏切の近くの中央広場みたいなところを目指して歩き出すと、お目当てのソフトクリーム屋は…閉まってる。どうやら近くに移転したみたい。んー、そこまでソフトクリームを食べたいわけじゃないしなー。などと考えているうちに到着。うわさどおり完全に閉店してる。そもそも7年前の時点で閉店セールだったということを自分のブログで知る(笑) 廃墟的なものを期待してきたのに、営業してない建物はどれもきっちり管理されていて拍子抜け(すみません)。

生と死
個人的には広場の向かいのここがどうなっているのか知りたかった。やっぱり閉じてたかー。なんか古着を売ってたのと、古着屋独特のあの香りを思い出したりしたけど、もしかしたら全然違うところと記憶が混ざってるのかもしれない。「辰ちゃん漬け」も7年前はあったと思ったけど、今回は確認できなかった。それにしてもなー、清里に来るまでの道路は結構込んでたのに、みんなどこに行ったんだろう? 観光客よりも地元の子供のほうが多いぞ。

1階はおみやげ屋
ねるとん紅鯨団の「バレンタインハウス」とか(清里にはなかったかな?)、テレビ番組と連動した芸能人のお店がたくさんあったらしい80年代後半の華やかな時代の名残りにごあいさつ。お金のかかってそうなこの緑と黄色の建物の2階に「北野印度会社」の看板が見える。ビートたけしのカレー屋だったみたい。ぼくはこのころ中学~高校生だったものの、基本的にパソコン少年だったから清里に来るなんてことはなくて、現役当時のことは全く知らない。でもこの建物の痛み具合から察するに、もしかしたら7年前には営業してたのかもしれないな、などと考えながら帰途につくのであります。

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