本日の教訓。

こういうのやらないためのhpだったんだけど
どうしてもガマンできないPCの冷却ファンの騒音を何とかしたいと思っていろいろと調べて、同じ大きさ(直径70mm×厚さ25mm)の静かなファンと、シリコングリスを手配いたしました。今回交換するのはCPU冷却用のファンで、回転を制御するために4ピンのものが搭載されているところを、回転制御できない3ピンのものに置き換える。本当は4ピンが欲しかったのに、直径70mmのファンって選択肢がないみたいで。事前に実験した結果、どうやらCPUファンの回転数に関しては、UEFIで4段階の設定があるだけで、負荷に応じた制御はしていない様子。3ピンのファンをつないでみたら特にエラーは出なかったから作業開始。

これが噂のAPU
ファンだけ交換できればいいんだけど、横向きにドライバーが入らないからヒートシンクごとマザーボードから取り外す。4本のネジをトルクスドライバーで緩めたらあっさりと外れた。放熱のためのシリコングリスがいい感じに塗られている。これは再利用できないから、無水エタノールできれいに拭き取っておく。このEliteDesk 705 G1 SFのAPUは正式には「PRO A8-7600B」っていう名前で、普通に売ってる「A8-7600」と違う。それと関係あるのかソケットの名前も「Socket FM2+」じゃなくて「Socket FM2b」ってこと? 普通のと性能的に違うんだろうか?

そもそもサイドフローってのがさー
これでファンを付け替えればOKなんだけども、このネジを外すためには上の穴を通る細いドライバーを入手せしめないといけない。というわけでホームセンターへGO。無事にドライバーをゲットして4ヶ所のネジを外すと、ヒートシンクにファンを固定する金具がポロッと外れてきた。なかなか凝った造りだねぇ。

これはこれで優秀なんだろうね
外したファンはFOXCONNというメーカーのものだった。ここからは、外したのと逆の手順で組み立てればいいはずなのに、そうは問屋が卸してくれないのは世の中の常。新しく用意したファンはネジの部分がトンネル状につながっていて、長いネジを用意しないとダメっぽい。またまたホームセンターへGO。だがしかし、何を思ったのか厚さ25mmのファンを取り付けるのに25mmのネジを買ってきてしまった。またまたまたホームセンターへGO。こんどこそM3の30mmのネジをゲット。

交換完了
30mmのネジはちょっと長いみたいで、若干ヒートシンクのフィンと干渉している感じ。プラスチックのワッシャーも買ってくればよかったな。なんとか組み上がったから、APUにシリコングリスを塗ってからヒートシンクを装着。PCは無事に起動して、動画のエンコードで15分位100%でぶん回してみて問題がないことを確認。で、肝心の音は…全然静かになってねー! 音の原因がCPUファンじゃないってことは薄々感じていたんだけど、ここまで変わらないとはなぁ。それと、このいかにも「純正じゃありません」っていう佇まいがさー。まぁまぁ、サスペンドから復帰後にファンが全開になるって症状が改善されたから良しとしたい。

ファンのコネクタが固定されてる
音の原因は電源ファンじゃないかと思って電源も分解してみたら、ここも70mmの4ピンファンだった。代替品が見つからないだろうから深追いはやめてそっと元に戻しましたとさ。でさー、また例によってこの時に外装にキズつけちゃってさー。なんかもう毎回毎回アレ(笑) そして騒音の本当の原因は、2台載せたハードディスクなんじゃないかという話。本日の教訓「既成品はいじってはいけない」。

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