1.3気圧。

寿命だねぇ
結婚した時に買った三洋の圧力IH炊飯器「ECJ-DG10」がいよいよ寿命といいますか、もうかなり前から上蓋の内側がボロボロになっていて、そろそろ買い替えだねーなんて話をしていたんだけども、「ビッグうまみタンク」の蝶つがいの部分が折れてしまってついに引退を決意。今までにビッグうまみタンク内ぶたはそれぞれ1回ずつ交換修理したけれど、最近ではこのビッグうまみタンクに「おねば」が上がってきている気配がなく、性能的にもダメになっていた。

この"輪っこ"は演出だよね
「おどり炊き」で一世を風靡した三洋の圧力IHは、その当時「圧力」を否定していたパナソニックに引き継がれているってことで、パナソニックの炊飯器をザーッと研究してみたところ、なんかイマイチ信用できないというか、論理的でない気がして却下。インターネッツ上の評判も、三洋の圧力IHの後継機という認識で買うとがっかりするという話がちらほらと。

すべてが上面にある
みんなが愛した三洋のおどり炊きは死んでしまった現実を踏まえてぼくが選んだのは、圧力IHでは三洋と並んで老舗の象印マホービン「NP-YS10」でございます。三洋(とパナソニック)の、炊飯中に急減圧→爆発的な沸騰が起きる→撹拌される、という仕組みに対して、象印マホービンは炊きあがりのもちもち感やかたさを変化させるために圧力を変える方式。つまり炊飯中の圧力は一定。そして、最大気圧はパナソニックよりも0.1高い1.3気圧。

もちもちコースの炊きあがり
ここ数日で、ふつう・もちもち・しゃっきりと炊いてみたところ、ぱっと見で違いがわかる炊きあがりに感動。特にもちもちはベチャっとしてるのかと思ったらそんなことはなく、ごはん一粒一粒の弾力をしっかりと味わいつつも、過剰なまでのもちもち感満載で大変おいしゅうございます。

内ぶたは消耗品なんだろうな
食べ終わったら片付けなんですけども、ここも象印マホービンはよく考えていて、ふたつに別れる内ぶたと内釜の合計3個を洗えばいいだけ。食洗機はNGだけど、炊飯器の上に付いてる蒸気受け的なタンクがないだけで全然違うわー。炊飯器10年分の進化を全身全霊で感じております(笑)

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