「伊那ステーションホテル」に行った帰り道に発見したと言うか、その存在に気がついたものの、その後の会社方面のいろいろですっかり忘れていた「ホテル エレガンス」におじゃま。本当に道路沿いで、向かいには閉店したカーショップと思しき建物。
スロープから管理棟の前を通ってホテル本体に到着。普通に歩いて来られる場所とは言え、もうちょっと遅かったら草や木に行く手を阻まれていたかもしれない。でも、なんとなく手入れされてるような雰囲気。部屋の下が駐車スペースで、部屋には横の階段から入るスタイル。
ここもこの形式のホテルの廃墟の例に漏れず、その駐車スペースには家財道具が捨てられている。不法投棄ではなくて、所有者がいらないものを置いてある的な趣。「ホテル カントリー」もそうだった。実はあそこからからずっと南に下ってくるとここがある。
どの部屋にしようか、建物の端まで行って折り返す。両端はみんなが入ってる感じだから、真ん中あたりの4号室へGO! ドアが開かないといいんだけど…あー、開いちゃったよ。
おじゃましまーす。ドアから手を離すと自動的に閉まる。その瞬間、両足が床に貼りついて1歩も動けなくなる。洋室ってことになっていたけど、洋室なのかどうかわからない壁紙。テレビや冷蔵庫の上のコップを置いておくやつから察すると、昭和50年代くらいが現役? それにしては熟成度が低いかもしれない。
窓はひとつだけ。曇りだったら潜入してなかっただろうなー(笑) 大きな鏡は割られずに無事。後ろに誰か映ってたらとか思うと、廃墟の鏡は怖いんだよねー。写真撮るのもファインダー覗いてる時に何かあったらアレだから、自然とライブビュー撮影になる。ミラーレスカメラ万歳!(マンセー!)
奥の方は、会計口からかろうじて外の光が入ってくる程度で真っ暗だからパス。会計口の向こう側は外? 確かここは2階。裏側はどうなっているんだろう? その辺、また行くことがあったらチェックしたいけど、ひとりだったら無理かもー。
3年後に再訪いたしました。