カンボジア旅行3日目(後編)~そういえば大晦日

ここもなかなか空かない

12月31日のお昼ちょっと前。涅槃とお別れした後は、引き続きアンコール・トムの中にある「象のテラス」へ。顔が3つある像をモチーフにした祭壇みたいなものがあって、その両側に同じく像の彫刻が施された壁が続いている。

上部の手すりみたいなのはコブラ

途中から下半身が人間で、上半身が鳥のガルーダになる。ガルーダってインドネシアのイメージ(航空会社的な意味で)。

結構な高さ

象のテラスは王宮があったとされる場所にあって、王様が兵隊に接見する場所だった。高さは3mくらいはあるのかなぁ。さらにとなりの彫刻が残っている通路みたいなところも見たけど、ブログに載せられそうな写真がない。

画像の一部を加工しています

バスに乗ってアンコール・トムを脱出。お昼を食べにレストランへ。

飲み物は水(有料)で

焼き鳥的な前菜がありつつ、ココナツカレーなど。ジャスミンライスっていうんですか? お米の香りとココナツの風味は相性がいいね。旅行中は他の場所でもココナツカレーを食べたけど、これがいちばんおいしかったかなー。ここで正式にツアーメンバーの自己紹介。なるほどなるほど。この後ホテルに戻って休憩…実質30分。

世界遺産登録25周年

午後はいよいよ「アンコール・ワット」へ。ユネスコの碑には日本語も書かれているではないか。今年は世界遺産に登録されて25周年とのことで、それを記念した飾りみたいなのもあったけど、例によって自撮りの皆さんの餌食となっておりました。

象の門から潜入

アンコール・ワットの正面中央の通路は現在修復工事中で通れないとのことで、向かって左側に設置された浮き桟橋を渡る。桟橋の前でも厳重にチケットのチェック。

よく考えたもんだ

フカフカした感触に加えてたまに左右にも揺れるもんだから、酔い止め飲んでなかったら危ないところだった。

こちら側

向かって左端にある「象の門」からアンコール・ワットに入る。ちなみに真ん中が王様の門で、王様の門と象の門の間にあるのが庶民の門。象の門は像に乗ったま出入りするためのもの。

日差しが強い

真ん中の通路を歩いて中心部分へ。両端の手すりみたいなのはコブラ。さっきの象のテラスでも同じようにコブラだった。この写真は振り返って王様の門と庶民の門を写したもの。

一部工事中だね

手前でちょっと寄り道。池に映るアンコール・ワットはここなんだね。通な人はもうちょっと左側から5つの塔が見えるように撮るらしい。できれば蓮の咲いている午前中に。

とにかく人だらけ

通路に戻って中へ進む。

江戸時代の日本人の落書きも

内部は思っていたよりもシンプル。天井には蓮の花の彫刻。蓮の花は仏像や祭壇に供える花としてバリバリ現役だった。つぼみの状態で、外側の花びらをきれいに折ってある。

下に降りている時間はない

第一回廊にある沐浴のための池。雨季の貯水・排水機能も兼ねているとかで、4つくらいあったかな。石に空いてる穴は、乾いた木の棒を入れてから水をかける→木が膨張して抜けなくなる→取っ手にする等々で運びやすくなる、ということのため。ここだけじゃなくてありとあらゆる石にこの穴が開けられている。

見上げる高さ

アンコール・ワットの中心部分、第三回廊に到着。ここから40分くらい並んで上に登る。今までいちばん急で長い階段かも? ここは入場者数制限をしていて、降りてきた人数分だけ上がれるシステム。服装も袖のないシャツだとか膝上のズボンやスカートはNG。帽子もダメ。

壮大だねぇ

上がってすぐのところ。多分来た方向を撮ったと思うんだけど自信がない(笑)

人がいない瞬間を狙っています

これが中央塔。真ん中あたりに女神のレリーフがあるのに、超広角レンズだから寄れない。細部はものすごく複雑なデザインだけど、全体的には地味かなーという印象。しかし、これだけの石をどうやって運んできて、どうやって積み上げたのかねぇ。

7人の女神

詳しい人に教えていただいた”1枚の写真に7人の女神を写せる”ポイント。これがiPhoneだとちょっと無理かも。”超広角で寄る”というのを写真に詳しい人に教えてもらって、7人の女神を1枚の写真に収めることに成功。今回の旅行の写真はEXIFにGPS情報を入れてあるから、場所等々は参考にしていただけるとアレ。

必死の1枚

登ってきた階段を降りる。降りるときのほうが怖い。階段というよりもはしごに近いし、1段が大きい。その昔は遺跡の石段をそのまま昇り降りしてたけど、やっぱり危ないってことで今は木の階段が設置されている。

向こうの端までずっと

アンコール・ワットのもうひとつの見どころであるところのレリーフのある場所へ。第一回廊の外側まで戻ってきた。レリーフに描かれているのは「ラーマヤナ」とか「マハーバーラタ」というヒンドゥー教の話。

これが昼間の色

その昔はレリーフにおさわりOKだったみたいで、人が触ったところがピカピカになっている。でも、後々人が触ったところがダメになってしまうことがわかって、今はおさわり禁止。それにしても、カンボジアの内戦時代をよくぞ乗り越えてくれた。

長く伸びる影

そして夕暮れ時。ふたつの塔の真ん中に月が出ているのがおわかりだろうか? 夕日がいい感じだと、アンコール・ワットは金色に光る。

やっと空いてきた?

かろうじて雲が切れた。確かに金色かもしれない。

露出のせいかも?(笑)

おおー! 金色じゃん。

2匹くらいいたかなぁ

夕暮れのアンコール・ワットにお別れしてホテルにもどる。

日本語あり

そうだ、今日は大晦日だったわー。ということで、これから「ガラディナー」という大晦日の宴会。ホテルの敷地内にある屋根付きの会場へ。抽選券もらったけど、明日早いし抽選の時間まではいられなさそう。

いちばん乗り!

ツアーのみなさんと話をしたかったのに、生演奏のステージがうるさすぎてアレ。なんとなくお腹が空かない状況で、もしかしたらノロウィルスなんじゃないかと思って不安になる。

色は後ろの帽子のせい

酔い止めが切れている時間だから、カンボジアに来て2杯目と3杯目のビールをいただきマンモス。飲み放題だけど、明日の朝は初日の出を見に行くから早めに切り上げて、部屋でちょっとだけ紅白を見て就寝。年越しの瞬間には盛大な花火があったみたいだけど、全く知らずに寝ておりました。

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