カンボジア旅行4日目~バスに揺られて

日本人も多い

1月1日。2018年の一発目は早起き。朝の5時半にホテルのロビーに集合して、アンコール・ワットで初日の出を見る作戦。真っ暗なのに、浮き桟橋の入り口では厳重にチケットのチェックをやってた。昨日以上にすごい人。

この辺がフォトジェニック

アンコール・ワットの5つの塔が見える位置で日の出を待つ。池の周りには三脚がずらり。その後ろにも何重にも人だかり。きれいな朝焼けの下の方には、スマートフォンやタブレット端末のディスプレイの明かりが夜景のように。

明けましておめでとうございます!

朝焼けが消えると池の周りのカメラマンたちは引き上げ開始。ぼくはどうしてもトイレに行きたくて、となりのお寺のトイレを拝借。戻ってきたらちょうどアンコール・ワットから太陽が出てきたところだった。初日の出は4年前のミャンマー以来かな。

高級ホテルなんですよ

この後、昨日見なかった場所のレリーフをざっと見てからホテルに戻って朝食タイム。ル・メリディアン・アンコールの外観。バスの窓から。

野菜は苦味が強いかも

今日は中華麺にチャーシュー的なやつにしてみた。オムレツと相変わらずのフルーツ+ヨーグルト。朝は甘いものの方が入りやすい体質。

びっくりうかし餅が2個も!

ツアー会社がお雑煮を用意してくれた。松茸のお吸い物に”びっくりうかし餅”的なやつ。何よりもびっくりうかし餅にテンションがあがる。

活気ありまくり

朝食を済ませたらバスに乗って4時間半、タイとの国境にある「プレアヴィヒア」に向かうのであります。今日は朝が早かったけど、往復で9時間バスだから寝ていけば楽勝だと思っていた。車窓から見える景色がなかなか面白い。

運転手はオールマイティー

トイレ休憩をはさみつつ、バスは北上。途中でパンクしたとかで路肩に止めて運転手が作業開始。実はパンクではなくて、道路のうねりで足まわりがうまく動かなくなってしまったとか。これだからヒュンダイは(笑) 幸いにもすぐに復帰。

雨季に備えて高床式

プレアヴィヒア周辺は、軍隊用の家がたくさんある。今はほとんどが空き家になっているみたい。タイとカンボジアは国境で長らく揉めてたところに、プレアヴィヒアが2008年にカンボジアの世界遺産として認定されたもんだから、紛争が起きてしまったとか。そういうこともあって、プレアヴィヒアにはタイ人は入れない。

ここのトイレはNGだった

チケットセンターに到着。男性か女性かを書き込まれたチケットを受け取る。

あの山の上に行くんですよ

ここでトラックバスに乗り換えていよいよプレアヴィヒアへ向かう。トラックバスっていうか、ピックアップトラックの荷台。これに乗ってみたかった!(笑)

荷台がアレな人は助手席で

この後食べるみんなの弁当と一緒に乗車。屋根があるおかげですずしー。

たーのしー!

出発! この辺はまだまだ余裕で写真を撮ってたけど、最後の最後はものすごい急な坂でしっかりつかまってないと転げ落ちてしまいそうだった。クルマも1回止まって何やら超ローギアに入れたりしてたし。人数が少ない場合はバイクでって言ってたけど、あの坂を登れるんだろうか?

ものすごい急なところはタイだった?

旅行から帰ってきてGPSのログを確認したら、このトラックバスのルートは一部で国境を越えてタイに入ってることになってるね。中央下の病院の横、「5」の数字があるところがチケットセンター。

木の根や岩でガタガタ

トラックバスの終点に到着。お店の横にあるテーブル席みたいなところをお借りして弁当でお昼なんだけども、ここでお店をやってる人たちは、どうやらこの辺に住んでいるっぽい感じ?

テーブルの下には子猫が

ボリューム満点の弁当。日本人だったか日系人だったかの人がやってるお店で用意してもらったみたいで、おにぎりや春巻きが入っている。当初の説明ではおにぎりとたまご焼き程度って話だったのにずいぶん豪華。せっかくの弁当なのにぼくはすでにバスにやられていたっぽくて食欲が全くない。

頂上は800m先

腹ごしらえを済ませてプレアヴィヒアの入り口に到達。今回のエントリーは長いぜー。両側にある7つの頭があるやつは例によってコブラ。

ここを登るんじゃなくてよかった

コブラの向いている方向にはものすごい長い下りの階段。この先はタイ。ここから炎天下を800m先の頂上に向けて100mくらい登る。

ホトチョップで人を消しました

すぐに第一塔門。崩れてしまっている。

クメール対アユタヤ

参道の両側に立っていたり倒れたりしているこれは「リンガ」と呼ばれる、男性のシンボルを模したもの。シヴァ神の象徴。スマートフォンだとわからないかもしれないけど、このリンガの左の山の上に見える白い建物には、タイの兵隊が常駐しているとか。

この時はまだまだ余裕だった

プレアヴィヒアは山の斜面に沿って建てられたヒンドゥー教の寺院で、ここも後で仏教寺院に改修されたという話。

第二塔門通過後

第二塔門に到着。この写真は門をくぐって振り向いたところ。プレアヴィヒアは門をくぐらないとその先が見えない構造になっている。

乳海攪拌のレリーフ

第二塔門には、ヒンドゥー教の天地創造の物語であるところの「乳海攪拌」のレリーフがある。ちょうど影になっちゃっててアレ。

第三塔門へ向かう

第三塔門へ向けてさらに登る。この辺で結構疲れてきているんだけども、ゴールは第五塔門のまだその先だということをここで知る。

プレアヴィヒアは振り返って写真を撮った方がいい

第三塔門をクリア。この辺から写真が極端に少なくなっていく(笑)

そろそろゴール?

第四塔門と第五塔門の境目がよくわからない。ここは第四塔門ってことになるのかなー?

兵隊が常駐している

第五塔門近辺。左の窓のところにいるのはカンボジアの兵隊。以前に比べたらかなり少なくなったとのことだけど、所々に配置されている。

結構な高さのあるものがあったに違いない

第五塔門は大部分が崩れてしまっていて、元の形がわからない状態。でも、これはこれで遺跡感があっていいかも。

落っこちそうで怖い

そしてここがゴールの断崖絶壁の端っこ。トラックバス乗り場で向こうに見えた山の上。辺り一帯を見渡せる絶景が広がっている。

標高700mくらい

四角い池のちょっと左側がチケットセンターで、トラックバスに乗り換えた場所。所々煙が上がってるのは野焼きかなー? それにしてもカンボジアは平らだねぇ。

第四等門と第五塔門を望む

しばらく景色を眺めたら来た道を戻るわけですよ。降りるときは塔門の横にある道を通るんだけど、各塔門から見下ろす景色も良かったんじゃないのかなぁと思ったり。

来るときにもよったお店でトイレ休憩

トラックバスでチケットセンターまで戻ったら、そこからツアーバスでまた4時間半かけてホテルのあるシェムリアップまで。行くときと同じ場所でトイレ休憩。朝5時半にホテルのロビーに集合してからすでに8時間。酔い止めが切れかかっていることに気がつかないままバスに揺られ続ける。

乗り物酔いでグロッキー

辺りはすっかり暗くなった夜8時前にレストランに到着。これからここで宮廷料理のコースをいただくことになっている。

座敷席的な

靴を脱いで案内されたのは座敷席。炎天下でしっかり蒸された足が…いや、なんでもない(笑) 酔い止めが完全に切れているぼくは、顔面蒼白で完全にグロッキー。とりあえず弱めの酔い止めを追加。

相変わらずしっかり日本語

ミャンマーの時もそうだったけど、ぼくは旅行先で高級な料理を食べるときは体調が悪いことが多くて、今回も結局ほとんど食べられず。

スイカフレッシュ!

飲み物は別オーダーだというので、カンボジア通の方のまねをして「スイカフレッシュ」を注文。酔い止めとこれのおかげで若干顔色が戻ってきた。

メインディッシュ

メインディッシュの肉。ちょっと食べてみたけど、これがかなり辛(から)かった。この後のカボチャのプリンとタピオカの入った甘いやつは全部食べた。結局ホテルに戻ったのが夜10時くらい。朝5時半から非常にハードな一日というか、ハードすぎる(笑)

タイトルとURLをコピーしました