半ば強引に平日にお休みをもらって、人生初の相撲観戦に行ってきたぜ! 長野県出身の力士、御嶽海を応援しに行こうっていう地元の観光会社のツアーにお友達からお誘いをいただきまして。正直なところ相撲に関しては全く興味がなくて、事前にスマートフォンに相撲アプリを入れていろいろ見てみたものの、イマイチよくわかっていない状況で出発。
今回はお友達とお友達夫妻とぼくの4人でちょうど升席の定員4人。西側だからテレビ中継だと画面右側になるのかな。もちろん映りそうにない場所(笑)
観戦しながらお酒を飲みたいから酔い止めは飲まなかったけど、ウデのいい運転手と最新のバスとお友達のお気遣いで乗り物酔いせずに国技館に到着。すごい混んでるわー。
団体の入場口から入って、枡席に到着。これが国技館なのか! 昔からテレビで見てた景色がそのまま。土俵ではすでに幕下力士の取り組みが行われている。観客もまだ少なめ。
とりあえず泡で乾杯。お友達夫妻がすごいお弁当を用意してきてくれた。今回久しぶりにフィルムカメラで参戦したらお弁当の写真がうまく撮れてなくて残念。豪華で上品なお弁当、大変おいしゅうございました。
腹ごしらえが済んだら、お土産方面を仕入れに外に出る。早く買わないと売り切れになるという説明通り、有名なものはすでに売り切れだった。
お相撲さんが外を歩いてくるっていうからちょっとのぞき見。ノーファインダーで上からパチリ。これは誰なんだろうか?(笑) 会場の中も外も女性のお客さんが多い。もしかしたら半分以上女性かも?
これが枡席。結構狭い。4人分を買い占めてひとりでゆったり見てもいい。座布団は投げてはいけないことになっているけど、固定はされていない。が、投げても土俵までは届かない。枠からぶら下がっているのは栓抜き。お茶屋さん方面で瓶ビールが注文できるとかなんとか。お茶屋さん経由でチケットを入手すると、入り口から案内してくれて、お弁当やお土産まで一式面倒を見てくれるらしい。この辺のシステムも非常に良くできていると思う。
そうこうしている内に中入りを挟んで土俵入りが始まった。座席も大半が埋まって、いよいよここからという雰囲気になってきた。聞いたことのある力士の名前もチラホラと。幕内の力士はバリッとしていて、やはり雰囲気が違う。相撲で盛んに言われる「品格」ということの意味がわかったような気がした。
あの有名な「満員御礼」の垂れ幕が出た。2階席が空いてるけど、これはこういうもんなんでしょう。それにしても全く興味のない人でも受け入れてくれる相撲の懐の深さに感心する。なんの知識もなくてもかなり楽しめるし、取り組みごとの一体感が心地よい。スポーツとはちょっと違うけども、興行・娯楽としての完成度は究極。
いろいろで審判になっていたおかげで貴乃花を見ることができた。審判なのに入場する時に歓声が上がったりしてて、彼はものすごい人気なんだねー。物言いが2回入って最終取り組みは18時過ぎ。その分NHKのニュースが遅れて始まったとか。
最後に土俵際まで行ってみた。階段に塩が。
インターネッツでいろいろ見てるだけではわからないというか、むしろ間違っていることも多いってことを改めて実感した1日だった。