夏の終わりに。

若かりし頃のクリス松村氏だとか

『Chris Music Promide ~あの夏のカセット~』というCDをゲットいたしました。クリス松村氏が初めて選曲・監修したというシティーポップ界隈のオムニバスでございます。5月に発売になっていたみたいなんだけど、ぼくのところにその情報が来たのは夏の終わりのことでした。クリス松村氏についてはアイドルオタクだとかピンクレディー周辺で有名だとかいう認識だったけど、70年代~80年代の音楽についてかなり詳しいみたいですな。ちなみに年齢は非公開だとか。

初CD化曲もあるよ

サブタイトルの「あの夏のカセット」というのは、このCDのコンセプト。マイベスト的なカセットテープを作っていた時代やその世代へのオマージュ? ぼくはオリジナルなカセットテープってそれなりに作ったけど、例えばビートルズで1本とかいう感じで、クソつまんねぇ野郎だな、と。どちらかというとアルバム単位で聴くタイプだから、Spotifyでもプレイリストとかフォローできないタイプ(笑)

知らない曲ばかり

肝心のCDの内容ですけども、定番ソングみたいなものは避けたと言っている通り、ぼくなんかは1曲目の『VITAMIN E・P・O』以外は知らない曲ばかり。年代的には1975年から1992年までと思っていた以上に広範囲。愛とボリュームのある解説はSpotifyのプレイリストでは味わえない物理メディアの文化だよねー。個人的には『満員電車は夏の気配(楠瀬誠志郎)』とか、『サマー・トワイライト(五十嵐浩晃)』とか、『避暑地の出来事(濱田金吾)』とかが好きな感じかなー。

全体を見渡してみると、後半は似たようなテイストの曲が多い上に収録時間が70分超えで、さすがに飽きてくる感じもある。この辺はもうちょっと聴き込んだら印象が変わってくる予感もするけども。 そして、これらの曲が収録されているレコードが高騰するかもしれない諸刃の剣。最後に来るハイ・ファイ・セットの『土曜の夜は羽田に来るの』のエンディング感がまた格別。作詞は松任谷由実。

なんと、11月に第2弾が出るとか。

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