上がり。

結局ほとんど聴かないまま
結局ほとんど聴かないまま

ここのところ落ち着いていたオーディオ方面ですが、アンプが修理から戻ってきたらまたちょっと盛り上がってしまって、久しぶりにカートリッジ(レコード針)をいちばん最初に買ったAT100Eに取り替えて、フォノイコライザーもお蔵入りしたままだった合研LABの「GK05CRS」に変更して、VM型のカートリッジもいいねぇなんてやっていたら、手が滑って針を曲げてしまったとさ。なんということでしょう! レコード聴き始めて針をダメにしたのは初めてだからショックショック!

案外そっけない箱
案外そっけない箱

幸いにもAT100Eだから交換針を用意すれば万事解決。AT100Eは製造終了だけど後継の交換針の案内もバッチリある…でも、値段が上がって交換針だけなのにAT100E一式よりも高いではないか。じゃあもういっそのことまるごといいヤツに買い替えて、カートリッジはこれで上がりにするか、ということでオーディオテクニカの「VM750SH」をエイヤッとやっておきました。

金色のボディーが悪趣味
金色のボディーが悪趣味

針先にゴミが
針先にゴミが

シバタ針というその昔にちょっとだけ存在した4チャンネルレコードを再生するための針を搭載したカートリッジ。現代のVM750SHは普通のステレオ再生用。このVMシリーズは何種類かラインナップされていて交換針には互換性があるから、この先はお手ごろ価格の楕円針で聴いてみるもよし、お金があれば最上級の特殊ラインコンタクト針を導入するもよし。そうなるとレコードプレーヤーの値段を超えちゃうけども。

純正の組み合わせ
純正の組み合わせ

余っていたオーディオテクニカのヘッドシェル「AT-HS10」に取り付け。これがさー、付属のナットが使えるものだとばかり思っていたら、シェル側の溝にもカートリッジ側の窪みにも入らないという訳のわからなさ。結局他からネジと丸型のナットを持ってきて組み立て完了。

新型が出ているらしい
新型が出ているらしい

慎重に水平や針圧を調整して聴き慣れたレコードを再生してみると、これが驚きのステージの広さ。左右はもちろんだけど奥行き感がすごい。ボーカルはより生々しくふくよかに。その上全体の解像度もすごいことになっているではありませんか。若干高域が曇りがちかなーと思ったら、フォノイコライザーの負荷容量が目一杯の400pFになっていた。これを100pFに設定したらバッチリOK。MCカートリッジではなんとなく不自然に感じていたシンバルの音もいい感じ。さらにレコード内周での音のひずみがほとんど感じられない。これがシバタ針なのか! 去年AT-F7とこれと迷ってAT-F7にしたのが悔やまれるなぁ。いやいや、もちろんAT-F7も丸1年以上変更無しで聴いてきたお気に入りだし、全体の押し出し感はAT-F7のほうがある感じがするし。

0でも完全に0にならないとか
0でも完全に0にならないとか

それから、これはVM750SH以外でもそうなんだけど、レコードプレーヤーのアンチスケーティング(インサイドフォースキャンセラー)を「0」にしないと左右の音のバランスが揃わない。セオリー通りに針圧と同じ数値に設定すると、再生中に針がレコードの外側に押し付けられてカンチレバーが斜めになってるのがわかる。もうちょっといいプレーヤーが欲しいなぁと思いつつ、PLX-1000で結構満足しちゃってるからなぁ。