レコードを購入せしめました。中古ではなく新譜というか、リイシューの再プレスなんですけど、イタリアのIL GUARDIANO DEL FARO(イル・グアルディアーノ・デル・ファロ)の『Oasis』でございます。オリジナルの発売は1978年。詳細はよくわからないから、ディスクユニオンのWebを引用しておきますね。
タイム・カプセルのレーベル第一弾が再プレス。東ロンドンで長年続く老舗パーティの Beauty & The Beat と、同じく東ロンドンにある英国版ジャズ喫茶の brilliant corners に集う個性豊かなレコード・コレクター、オーディオ・マニア、音楽歴史家達がキュレーションを行い、ロンドン在住日本人音楽家のケイ・スズキのプロデュースのもと、現在アナログ盤が入手困難な世界中の音楽に解説を加え紹介していく。 レーベル第1弾はbrilliant cornersに毎年プレイに訪れる東京在住プロデューサーの Ryota Oppによるキュレート。70年代、イタリア全土にモーグシンセサイザーを認知させた当時の人気作曲家による1978年の名盤に、解説と未公開写真を加えて収録。オリジナルのアートワークも完全復刻させ、ゲートフォールド仕様。
https://diskunion.net/latin/ct/detail/1008003845
「ゲートフォールド仕様」は見開きのジャケットのことで、そうなるとシュリンクフィルムをどうするのか…取らないと見開きの中を見ることができないけれど、取ってしまうと価値が下がるような気するし…と少々悩みながらオーダーしてみたら、シュリンクされていませんでした(笑) タイト目の袋に入っていて一安心。ではなく、角が潰れていたからディスクユニオンに連絡して交換してもらった。これに3日位かかってちょっと萎えましたわ。
オリジナルのアートワークを完全復活させたというジャケットはなかなか見応えがあるといいましょうか、楽器の説明もさることながらTEACのオープンリールデッキとか、この白いウーファーはJBLじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうか?
肝心の音楽はどんなのかというと、『オリーブの首飾り』をアンビエントにしたような感じというのが第一印象(笑) ってゆうか、そもそもアンビエントが何なのかわかってないんだけど。リズムボックスとモーグシンセサイザーの織りなす宇宙ディスコ感(?)が大変に趣があってよろしい。タイトル曲の『Oasis』がエキゾチックで印象に残る。こういうのを「モンド・ミュージック」と言うらしい。ちょっとこっち側に行ってみようかなぁ。
レコード的にもモーグシンセサイザーのブリッとした音が大変に気持ちよく、久しぶりに満足満足。惜しむらくは、レコード盤が反っていること。再生には問題ないんだけどさー、またまた交換してもらう精神力がないのと、海外プレスだから交換してもらっても同じ予感がするのと。