やっとフル装備。

完全体

オークションで儲かったから、今をときめくM1搭載のMacBook Airを買おうかと思ったんですが、イマイチ盛り上がりきらず、iPadのキーボード「Smart Keyboard Folio」を導入いたしました。2年前にネットワークオーディオのコントローラーとして使うために買ったiPadが今ではいちばん使用時間が長くなっていて、これでブログの更新(主にテキストの入力)ができたらいいのになぁと長いこと考えていました。

開けるのに手間取った

今回買ったのは第2世代と呼ばれるキーボードで、初代と比べると、最新型のiPad Proに対応すべく背面のカメラの穴が大きくなっているのと、同じく背面にリンゴマークが付いたのと、全体の色がグレーからブラックになっているのが違い(らしい)。ちょっと前にApple Pencil(第2世代)を買ったから、これでやっとフル装備になった。それにしてもだ、ペンシルが約16,000円に今回のキーボードが約22,000円! それにiPad Proを合計するとMacBook Airよりも高いんですけどー。しかもぼくは2年前に単なるカバーを1万円で買ってるわけで。ってゆうかさ、キーボードにこんな箱いる? いらないよねぇ。

リンゴマークは横向き

早速使ってみたところ、慣れるまではスムーズに入力するのが難しい。キーボードショートカットでいろいろできるけれど、タッチ操作は必要で最初の最初はちょっと混乱した。今はある程度雰囲気がつかめて、これなら行けそうな気がしつつ、ソフトウェアキーボードで2年間生きてきたから(今は)ソフトウェアキーボードのほうが使いやすい。あと、今までは縦位置で使うことが多かったのが、横向きメインになるのがアレ。完全にノートPCライクにしたければ「Magic Keyboard」という選択肢もあるけどお高いのと、重装備になってiPadのお手軽さが消えてしまう。

⌘キー長押しで使えるショートカットが表示される

自分のニーズとしては「Magic Keyboard」の方が合っているんだけども、だったらiPadを下取りに出してMacBook Air買った方が世界が広いと以前から思っていて、そんなところにM1という新しいチップを搭載したMacが出てきてさぁ大変。M1というのはiPhoneやiPadに載っているAシリーズのチップをPC用にスケールアップしたもので、省電力で高パフォーマンスなのが特徴。ユーチューバーがこぞって「熱くならない」「メモリ8GBでも遅くならない」「動画の書き出しが爆速」なんて言っております(笑) Appleはこのあと2年かけてすべてのMacをMシリーズのチップに置き換えていくそうで。つまりIntelをやめる、と。

このM1チップがさー、数年前にぼくが使っていたAMDのAPUで目指していたHSA的なものの完成形な気がして、すごいロマンを感じるわけですよ。CPUにGPU、機械学習用のニューラルエンジンを統合してメモリを共有する。そのメモリもオンチップだから後から増やしたりはできないみたいだけど。iPhoneやiPadのアプリも動くようになるってことで、ネットワークオーディオのコントローラー系のアプリも使えるなら一石二鳥じゃん。だがしかし、macOSの使いにくさの記憶もあるし、MacBookもそろそろデザインに古臭さを感じるような気がするし、何か新しいことができるようになったわけでもないし、だったらiPadのお手軽さの方がいいかな、と。

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