キーボード派。

新しく仕切り直したiPad Proの使用頻度は非常に高くて満足し太郎なんだけども、ペンの使用頻度がイマイチ上がらないという言い訳で、前々からちょっと気になっていた「ペーパーライクフィルム」を買ってみた。iPadにApplePencilで文字や絵を書く(描く)ときにペン先の滑りが気になるというか、このせいで思うように書けないという事案が発生する。ガラス面に箸で字を書くような感じを想像するとわかりやすい。書き始めのペン先が触れた直後や、書き終わりの「止め」の部分で思わぬ方向に線が伸びてしまう。

文字に最適 なめらかタイプ

そういうペン先の滑りを防止するために、表面がザラザラの画面保護フィルムが各社からペーパーライクフィルムとして販売されていている。今回ぼくが選んだのは、エレコムの「TB-A21PMFLAPNS」で「なめらか」というやつ。他にも絵を書くのに最適なのとか、全部で3種類くらいあるのかな?

クリーニングクロスとヘラとホコリ取りの粘着シール

買う前にいろいろ見てみたら、レビューの点数に「クリーニングクロスが付属しているか」が含まれていて、メーカーも大変だなぁと思いました。3cm四方のクリーニングクロスなんて使い物にならないし、最終的に捨てるだけなんだからいらないわ。その分10円でも安い方がありがたい。いろんな工夫やノウハウがあるとしても、フィルム1枚2,500円はさすがにどうかと思う。

左上のコーナーRを基準にしたら右下が空き気味

で、そのペーパーライクフィルムの使用感はどうなのか…ApplePencilでの書き心地は確実に良くなった。普通に紙に書くのと同じ感じで、なるほどこれなら多少高くても貼る価値はあるのかもしれない。指の滑りはサラサラした感触でいいかも。指紋や皮脂汚れが付かないと思っていたら、しばらくするとやっぱり汚れてた。そんなに目立たないけど。

カメラ部分の切り欠きが左からスワイプする時に引っかかる

デメリットは、画面が微妙にぼやけた感じになるのと、それに絡んで全体的にコントラストが下がること。表面がザラザラのフィルムだから強めのアンチグレアになっているわけで。夜はいいんだけど、昼間周りが明るいと画面全体で反射して白くなってしまうことがある。iPadは近くで画面を見るからこの辺がちょっと厳しいかなー。

こうやって見てもやっぱり画面が白い

それで、ApplePencilの使用頻度が上がったのかというと以前と全く変わらず(笑) だったらフィルムは無い方が快適だから剥がしたい衝動に駆られている。ペンを使わないとiPadのメリットが活かされないみたいなインターネッチョの強迫観念に憑りつかれていたのかもなぁ。

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