最近キノコ採りにハマりだしたお友達から、東餅屋がウェルカム状態になっているという報告を受けていてもたってもいられずサクッと覗きに行ったのは先月下旬のことじゃったー。たくさん写真を撮ったのに、イマイチこれだっていうのがなくてなんとなくお蔵入りしておりました。
前回ここを訪れたのは2015年のやはり秋のことだった。その時すでに営業してなかったけれど、ガラスは割れてなかったしそれなりに管理されている様子だった。久しぶりに来てみたら、雪の重みで曲がっていた軒先はさらに垂れ下がって、建物の裏側は崩れ始めていた。
草が1本も生えてなくて比較的新しい砂利が入っている駐車場側からおじゃまいたします。このソファーも前に来た時とは違うもののような気がするなー。それにしてもなかなかいい感じの熟成具合じゃないですかねぇ。
入ってすぐに広がる景色に見覚えは全くない。やっぱり現役時代には来たことがないんだなー。前日の雨で床やテーブルが濡れている。屋根が抜けてから結構経っている様子。
厨房に潜入。それなりに片付けられているが、テーブルの上の鍋には黒い何かがスプーンと一緒に固まっていた。冷蔵庫は開けようという発想が起こらなかった(笑) 残されていたカレンダーの日付は2013年の11月。廃墟年齢は8年というところ。
建物の奥の方へ行ってみる。薄暗いけど空気がよどんでいないせいかあまり嫌な感じはしない。さらに奥に住居部分(休憩室?)みたいなところもあるけど、床が抜けてて危険。
「廃便所」というジャンルがあるとかないとかいう話が頭をよぎる…だがしかし、どうもトイレ付近は建物が崩れているみたいなのと、上から雨水が滴っているから深追いはやめた(という言い訳)。
さてさて、そろそろ脱出するとしましょうか。もう1回くらい来たいけど、乗り物酔いと戦わないといけないからなかなかねぇ。
年末にトイレだけ見に行ってきた。