松本伊代ちゃんのCDを買いました。ベスト盤ではなく、去年発売されたデビュー40周年アルバム。その名も『トレジャー・ヴォイス [40th Anniversary Song Book] -Dedicated to Kyohei Tsutsumi』であります。「Dedicated to Kyohei Tsutsumi」とあるように、2020年に亡くなった恩師、筒美京平に感謝と敬意をこめて彼の作品から選曲されたアルバム。
自分のオリジナルから5曲をセルフリメイク…バッキングは当時のまま歌だけ新しく録音したものと、カバーが4曲、そして1975年にビクターのディレクターが筒美京平から預かったままの曲に湯川れい子が作詞したという新曲『イエスタデイ・ワンス・モア』を合わせた10曲・37分25秒。松本伊代は「花の82年組」だから元々彼女のために用意された曲ではないけど、同じく筒美京平と湯川れい子のコンビの『センチメンタル・ジャーニー』でデビューしたという縁あってのことなんでしょう。
ぼくがこのCDを買うに至ったきっかけはYouTubeだった。尾崎亜美つながりで松本伊代がオヌヌメに出てきて、そこで聴いた40周年の『センチメンタル・ジャーニー』があまりにみずみずしく可憐であったことに衝撃を受けた。松本伊代は歌がうまいとか下手とかいう以前に、鼻にかかった声のアイドルくらいの認識しかなかったけど、こんなにも表現力豊かな歌手だったとは。デビューから40年経った彼女の声は角が取れてなめらかに、そしてコクや深みが増している…まさしくトレジャー・ヴォイス。そんなわけで、今の松本伊代の”ボーカル”を堪能できる、マジでオヌヌメな1枚。オーディオ的なクォリティーも文句なし。
松本伊代は筒美京平以外でもいい曲がたくさんあって、その中のいくつかは今年になってからYouTubeにアップされている。できればその辺りを集めてもう1枚出していただけないだろうか? 光より速く買いますよ? もちろん通常盤を。ところで、改めて聴く松本伊代の声は小泉今日子と区別がつかなくなる瞬間がある気がするんですけど、どうでしょうか?
うおさん、こんばんは。
自分も予約して買いました。
全曲中、「くれないホテル」が一番好きで、船山基紀!!久々いいじゃん!!って(笑)
他のカバー曲は船山さんの打ち込みで80年代のような派手さが無く、物足りない感じでした・・・
歌声だけは本当に変わらず安心して聴けました。
岩崎宏美さん用に書かれてた未発表曲に新たに歌詞を付けた新曲、良かったです~
南野陽子さんもベストに2曲新曲入れてますが、それも声変わらず良かったです。
その2曲何故かシングルレコード化・・・sony何考えてるやら(笑)
康晴さん。
さすが!すでにチェック済みでしたか。
そうですね、『くれないホテル』だけがジャジーなアレンジで、他のカバー曲とちょっと違う雰囲気です。
セルフカバーのバッキングと比べるとちょっと安い感じが気になるといえば気になりますが、オリジナルの雰囲気をうまく再現してると思います。
大きく変えてしまうとターゲット層から不満が出るかも(笑)
新曲はそうですか、岩崎宏美向けだったんですね、知りませんでした。
この曲は気合が入ってるのがわかります。
おっと、ぼくが南野陽子のベスト盤を買おうか悩んでいるところに鋭いですねー(笑)
彼女もまたベスト盤が多い人なので、何を買ったらいいのか難しいです。
『秋からもそばにいて』はちょっと前に7インチを入手しました。
うおさん。
「秋からもそばにいて」のアナログ盤・・・良いですね~いいなぁ~
あの曲は本当イントロから名曲。萩田光雄のナンノ愛が詰まってる感じ(笑)
自分の中でナンノファンやめるキッカケ曲が「フィルムの向こう側」でした・・・
当時、詞の意味が良く分からなく世界観がガラっと変わった感じして。B面の方が良かった(笑)
今回のベスト、新たに内藤哲也さんがリマスターしてます。以前のと違って今回のは音が良かった!!
大滝詠一さんのお気に入りエンジニアです(笑)
康晴さん、ありがとうございます。
『フィルムの向こう側』…ぱっと思い浮かびません(笑)
ぼくは後追いの人なので、リアルタイムでは全然なんですよ。
ベスト盤は新しいやつの方が音がいいんですねー、了解しました。
(収録曲的にはシングルコレクションの方がいいんですけど。)