ちあきホイみオンステージ in Petit MOA

去年ライブに行った「星屑スキャット」の周辺(?)で「八方不美人」というユニットがありまして、奥さまからそのCDを借りて聴いていたら、メンバーの「ちあきホイみ」の歌がすごいってことになって、ちょうどソロのライブがあるというのでサクッと新宿まで行ってまいりました。

真冬の景色

ようやく春らしくなってきたと思ったら週末は雪がちらつく寒さ。峠の道は両側の木が真っ白になっていて、着るものに悩みつつ出発。今回は高速バスでお安く行って帰ってくる作戦で。予想通り渋滞にハマって定刻の30分遅れでバスタ新宿に滑り込む。

立ち飲み

お昼を30分くらい過ぎた時間。立ち飲み屋で軽めにお昼を食べましょう。ホットドッグブランチのビアセットでお願いします。「差額でお好きなホットドッグに変更できます」っていうけど、他に何があるのかわからない。通わないとダメか(笑) いやー、それにしても都会は便利で楽しいねぇ。クルマだとこう気軽にはいかないからなぁ。ただ、どこもかしこも混んでいてアレ。

ディグる

腹ごしらえが済んだら渋谷に移動する。ライブは夕方からだからそれまではフリータイム…それは自由な時間。奥さまは映画を見に行くというので、ぼくはレコード屋巡りをすることにした。有名なところもそうでないところもまんべんなくと思ってたけど難しいわー。ぼくのレコード熱が完全に冷めているせいもあるんだろうけど、なにがどこにあるのかわからないし、店によっては見るものすべてが高額だったり。確かに地方よりはいろいろある…あるんだけどなんかなー、という感じ。

時は流れた

渋谷は90年代初頭にほぼ毎日来ていた場所だった。それ以来、渋谷の街を歩くのは30年ぶりで、なんとなく覚えているところもあるけど、駅周辺はほぼすべてが変わってしまって全くわからなかった。が、当時ものすごく嫌な思いをしたレコード屋は健在だった。もちろん行かない(笑) ハチ公は外国人旅行者が写真を撮るのに群がっていて近づけず、モヤイ像はひっそりとしていた。

Suicaペンギン

そこそこのところで渋谷を脱出して新宿に戻る。新宿にもいくつかレコード屋があるんだけど、今回はその中で、ディスクユニオンの昭和歌謡館にはどうしてもよっておきたかった。少々迷いながら無事に到着。階段を下りていくと…予想の1/4くらいのサイズ感。まぁまぁそんなもんかー。昭和と言いながら平成のものもありつつ、ここでもがっつくことはなく冷静に。

16時半にSuicaペンギンの前で奥さまと落ち合って、伊勢丹で軽めに食事をしつつ限定品の鳩サブレーをゲット。そしていよいよライブ会場へ向かう。

満席

ゴールデン街をかすめつつ無事に会場に到着するとすでに並んでいる人たちがいた。いわゆるライブハウスみたいな感じのところ。チケットの取得順に入って席を確保するシステム。ステージに近いところを確保しつつも、ぎゅうぎゅう詰めで身動き取れない。

ちあきホイみは”春をテーマにしたドレス”で登場。カラオケで歌うのかと思ってたら、ちゃっく澤幡氏のピアノ伴奏でライブ感たっぷり。最初に桜をテーマにした曲を歌って、その後のちあきなおみやホイットニー・ヒューストン、スティービー・ワンダーの曲は歌い慣れているのか非常に気持ちが良かった。ちあきなおみとホイットニー・ヒューストンから名前をもらっているとのことで超納得。そして、世界初公開だという新曲がまさかの『ONBASHIRA』だった。新宿のライブで「よいさ～♪」なんて聴くとは夢にも思わなかったわー(笑) なんでも諏訪に旅行に来た時に御柱に感銘を受けて作詞をして、それにちゃっく澤幡氏がメロディーを付けたんだとか。その後、歌詞を書き換えて書き換えて1年半、やっとここでお披露目とのこと。これは公式ソングにしてもらわないといけないな(笑)

ゴールデン

予定よりも1本早いバスで帰ろうかと確認してみたらすでに満席で変更不可。んー、せっかくだからゴールデン街でちょっと飲んでいきましょうかね。「星屑スキャット」のメンバーでもあるギャランティーク和恵氏がオーナーの「snack夜間飛行」というバーへ突撃。ぼくはこの後酔い止めを飲むのでジンジャーエールで失礼します。ほぼ満席だったところを無理やりあけてもらっちゃって、ギャランティーク和恵さんと御柱や諏訪の話をしたぞ！お客さんからチョコレートいただきまして、みなさんありがとうございました。