特殊陶業。

出会い

結構前から、わが家のリビングではテレビをつけるのではなくラジオを聞くようになっている。和田アキ子のラジオのピンチヒッターでミッツ・マングローブが出てて、そこでかかっていた自身がやっている「星屑スキャット」の曲がいい感じだったからCDを買ってみた。というのをキッカケに、ライブのチケットを入手して先週末に名古屋まで遠征してまいりました。

会場の「日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール」までどうやって行くか作戦を練る。金山は食事できるところがあんまりなさそうだから、名古屋までクルマで行ってウダウダしつつ、時間になったら電車で金山に移動することにした。

あいつに会いに

そんなこんなで、ボンネットに飛び石を受けつつサービスエリアでお昼を食べて、無事にミッドランドスクエアの駐車場に滑り込むことに成功。少々苦戦しながら地上に出たら予想以上にすごい人で驚いた。先月の東京よりも混んでいる気がする。スーツケースを引いている人が多いのは新幹線の駅だからだろうか？

名古屋に来たら「ぴよりん」に会っていかないと…ぼくは90年代初頭に愛知県一宮市に住んでいたけど、週末は家から出なかったし、出かけたとしても栄経由で八事のレコード屋に行くだけだったから名古屋駅は全然わからないし、そもそも当時とはがらりと変わってしまっていている。

それでもなんとかたどり着いて…並ぶ。ですよねぇ。名前を書かないといけないのに気がつかなくてちょっとだけ時間をロスしたかも。それでも30分くらいでぴよりんとご対面できた。もうちょっと遅かったらもっと待ったと思う。ぴよりんは何よりも愛らしい見た目が人気を集めていて、テイクアウトにも行列ができていた。無事に持って帰るのが難しいらしいぞ。

中身はプリンをババロアで包んだもので程よい甘さ。一緒に頼んだコーヒーもおいしくて大変に満足いたしました。外で待っている人のことを考えると長居はできず、ササっと店を出て名古屋駅周辺を徘徊する。駅ビル以外は地方では絶滅してしまったいわゆるデパートが残っていて、対面販売が基本のブランドショップとか懐かしい気持ちになってしまった。そうこうしてるうちにいい時間になったから金山へ向かう。

当たる

名古屋から一駅。金山もなかなか大きな駅。歩いてビレッジホールに到着すると、もうそこそこ人が集まっていた。事前の来場者質問票記入のチェック等々を無事にクリアして着席するも、ぼくの席のイスが壊れっぽくて若干の前下がり状態。またまた当たってしまったなー。客層は女性の方が多いかなー。結構な年配の人もいるし、ひとりで来ている人もちらほらと。

時間通り開演。発売されたばかりの新曲でスタート。歌謡曲風味のものが多いオリジナル曲に加えて少年隊や中森明菜やCOMPLEXのカバー等々、ダンサブルなステージは思っていた以上にすごいと言ったら大変失礼なんだけど、聴きごたえ・見ごたえ抜群。隣の女性の振るうちわが頭に当たること2回(笑) 途中にゲストや長めのMCを挟んでゆったりと2時間半。最後にお見送りまでしてもらって、こういう距離感のおかげで1対1で見られるような心地よさが残るライブでありました。ぼくのお尻は死んだけど(笑)

お約束

ホールを出て名古屋に戻る。愛知に来たらやっぱり味噌煮込みを食べないとねーってことで、名古屋駅にある山本屋本店へGO! 昼間見た時には行列ができていたけどこの時間は大丈夫だった。

最初に出てくるおいしい浅漬けがついにキュウリと大根だけになってしまった。昔々は白菜もあったし、ちょと前はそれがオニオンスライスになっていたのを思い出した。名古屋コーチンの入った味噌煮込みをありがたくいただいて帰路につくのでありました。