今月発売のヤツ。

ノッチでーす!

去年の7月にずっと使ってきたiPhoneからHUAWEI novaというAndroidのスマートフォンに乗り換えて、最初こそAndroidの新鮮味はあったけれど、慣れてしまえばこれと言った不満もない代わりに驚きもなくて、スマートフォンそのものに対する興味を失っていた。ところが、iPhone Xを使っているお友達がきれいな写真を送ってくるのと、たまに触るそのiPhone Xの画面の広さにスマートフォンへの興味がもどって来やがりましてね。

非常にApple的

そんなこんなで、今月の15日に発売になったHUAWEIのP20を1週間ほど悩んだ挙げ句にゲットいたしました。今までのnovaと違うところは、同梱されているカバー(ケース?)が、ソフトなタイプになっていることと、ヘッドホン端子が省略されたから、USB-Cの変換アダプターが入っていることくらいかなー。あーそうそう、輸送用の保護フィルムを取ったらその下に液晶保護フィルムが貼ってあった(笑) ありがたく使わせていただこう。

27mm相当

このP20のウリはデュアルレンズ搭載のカメラ。なんとライカのズミルックス! まぁまぁ「ライカ監修」って感じだね。iPhone Xのデュアルレンズは望遠と広角の組み合わせだけど、P20は1200万画素のカラーと、2000万画素のモノクロというコンビ。したがって、iPhone Xのようなズームはできないけれど、暗いところでよりディテールを残すような方向らしい。これはまた後で書くけど、シーン判定のAIが搭載されていて被写体に応じて自動的に諸々が補正される。

iTunesのリモコンとして余生を送っております

iPhone 6でも大きいと思っていたのに慣れとは恐ろしいもので、一旦使ってしまえば「まぁこんなもんかなぁ」と思ってしまう。iPhoneよりも5mmくらい幅が広くて15mmくらい長い。結構縦長で、片手で上からスワイプするのが微妙に大変。最新のAndroid 8.1は通知の鳴り分けができなくなってて、今の所ここだけが不便。

RAWから

そしてそのライカ銘のカメラなんだけど、プロモードというのにするとなんとRAWで撮影ができるではありませんか。カメラ内で生成されるJPEGが大体2MBくらい。RAWはDNG形式で22MB前後。約11倍の容量を食う割にあんまり素性が良くない感じ。上の写真はP20のRAWファイルをLightroomで現像したものだけど、周辺減光がかなりあるしホワイトバランスを昼光にすると全体的に強い緑かぶりになってしまう。ちゃんとした写真に仕上げる苦労と結果のバランスを考えると、カメラ内で完結しておくのがよろしい。

カメラ内で完結しておくのがよい

そして、これがカメラ内で生成されたJPEG。AIで「青空」に判定された結果、空がやたらめったら青くなっていてアレ。SNSに投稿するならば見栄えがするだろうけど、正直なところ違和感ありまくり。もうちょっとAIにお付き合いしてみるつもり…最終的にはAIをオフにして使いそうな予感がする。

左下の文字はオン・オフできる

これは「花」と判定された写真。これはそんなに違和感ないねー。カメラアプリのレスポンスは良くて、もっとスマートフォンで写真を撮ろうと思わせる。

モノクロ専用でもいいかもね

モノクロはカラーフィルタ的なパラメーターもあって、なかなか良い感触。ただし、モノクロに切り替えるのがちょっと面倒。

スマートフォンで見るならいいね

霧ヶ峰は空と緑の割合によって判定が切り替わる。これは多分青空。晴天の屋外で画面の明るさが足りなくて、露出補正の確認がまったくできなかった。もしかしたら霧ヶ峰に行くまで30分近く動画を撮っていたせいで、なにかしらの保護モードになっていたのかもしれない? わずか1年弱でスマートフォンを買い換えるという罪悪感に苛まれているから、これは5年使うつもり。
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