期待しています!
4連休だからどの方向に出かけても混んでるだろうなぁと思いつつ、コーヒーを買いがてら半年ぶりにハードオフにおじゃましてみた。久しぶりに聴くテーマソングが新鮮に響く。奥へと進んでいくと…レコードコーナーが模様替えされていて、そこそこいい感じになっているではありませんか!
去年までは隔月くらいで覗いてたけど、いつ行ってもカスの中の残りカスみたいなレコードしかないから見切りをつけてチェックしていなかった。普段ジャンクなレコードばかり買っているから、全体的にちょっと高く感じる(笑) でもこれが相場なんでしょう。盤質の説明があるのがうれしい。レコードブームはピークを過ぎたと思っていたけど、もしかするとまだ続いているのかもしれない。
わかりやすいAOR
そんな新生(?)ハードオフで発見したのがラジの『Acoustic Moon』。1981年発売の5thアルバムで、これを最後にCBSソニーから東芝EMIに移籍するのでありました。ラジのアルバムは1stの『HEART to HEART』と3rdの『Quatre』を持っているんだけども、両方とも高橋幸宏プロデュースでアレンジやバッキングがYMOファミリーなのに対して、このアルバムはプロデュースが高久光雄、アレンジが井上鑑に代わって、バッキングもパラシュート周辺になっている。井上鑑といえば『ルビーの指環』ですわなぁ。その他ぼくの世代だと安全地帯かな。
そういうこともあってか、ぼくとしては1stや3rdよりも断然『Acoustic Moon』の方が好き。門あさ美の(今のところ)最後の2作は高橋幸宏プロデュースなんだけど、これが未だにいいのかどうかわからないというか、つかみどころのない感じがしているのは気のせいではなかったな。A面5曲目の『ブラック・ムーン』は一十三十一がカバーしてるとか。知らなかったわー。