原点回帰。

折り畳みiPhone発表の11時間前、9月9日の15時くらいにOM SYSTEMから新型PENが発表になった。その1週間くらい前からティザーで「チラ見せ」があって、ファインダーが搭載されていることが話題になっていた。さらにその前からのリーク情報も加味して、どうせOM-5 MarkIIのガワ違いのカメラでしょうと思って、それほど期待していなかった。

オリンパスE-500で一眼デビュー(2006年)
E-410(2007年)とE-620(2009年)

そして発表になってみたら、やはりOM-5 MarkIIと9割方共通のスペックであった。ということは、今使っているE-M1 MarkIIとも基本的に同じ。このカメラはオリンパスがカメラ事業から撤退するときに投げ売りになっていたもので、フラッグシップモデルながら、6年前に買った時にすでに4年落ちだった。つまり、OM SYSTEMの下位機種は10年間中身が変わってないということ。

マイクロフォーサーズへ
オリンパスPEN E-P1(2009年)
E-PL1(2010年)

E-M1 MarkIIから買い替えるのであれば、OM-1 MarkIIOM-3辺りが順当なところなんだろうけど、各社のハイエンドカメラは、積層型センサーにAI被写体認識AFだなんだで、デカい・重い・高いの三重苦。ぼくはそもそもそこまでカメラガチ勢じゃないから、このままE-M1 MarkIIで行けるところまで行って、その後は去年買ったTG-7だけ残して軽快に余生を過ごそうかなぁ、などと考えておりました。

E-P3(2011年)
この時期はPENを3台持っていた

それがさー、YouTube等々で新しいPENを見たら、まずそのデザインの塩梅がクラシックに振りすぎてなくてちょうどいいし、サイズも小さすぎなくて扱いやすそうじゃん? マニアがこだわるPEN-Fのような金属ボディーや、高解像度ファインダー等々の金のかかるところをバッサリと切り捨てて、現実的なお値段を実現した上で、スペックではなく「何気ない日常を切り取る」という物語を前面に押し出しているのがとても今風で、初代PENのコンセプトをうまく復活させたなー、と。ここのところのOM SYSTEMはアウトドア推しでなんかパッとしなかったのが、ここにきて急に洗練された感じがする(笑)

E-M5 MarkII(2015年)
E-M1 MarkII(2020年)

EーM1 MarkIIからスペックダウンするところもいくつかあるけど、ライブNDで日中にスローシャッターを切ったり、カラークリエーターで撮る前に色を調整したり、その設定を共有できたりする新しい世界に足を踏み入れましょうってことで、12日(土)の早朝にブラックのボディーのみをOM SYSTEMオンラインストアにオーダーいたしました。どう考えてもシルバーがメインカラーなんだけどさー、樹脂塗装のシルバーは質感が不安なのと、ちょっとかわいすぎる感じなのと、大きめのレンズを組み合わせた時にブラックの方が違和感が少ないかなーと思って。注文が殺到しているとかで、10月下旬の発売日には手に入らなそうだけど、久しぶりにカメラでワクワクしている。

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