よく通る道の近くに鶏肉メインの店があるという話を聞きつけて、これだ!とばかりに出かけていったのは先月の末の事。知っている場所だから舐めてかかっていたら、なんと地元なのに迷ってしまうという大失態。まさか!と思って見上げた場所に看板が…ここだったのか。
矢印の方向に進んでいくと「富吉食堂」が現れたのであります。看板を見ると正確には「吉」の字は「つちよし」という下の棒が長い字なんだけど、PCだと表示されないから普通の「吉」で失礼します。この年季の入った看板はどうだ。お店の入り口には観葉植物と表札があって和む。この辺のみんなに愛されてる感がひしひしと伝わってくるぜ。
外観から想像するよりもお店の中は今風というか、新しい気がする。「人の家に来た感」もそこはかとなく。ユリ?の花が見えるテーブル席に陣取ってメニューを眺める。
「ミラネーズ定食」も捨てがたいけど、ここは看板にある若鶏の唐揚げ系だと思われる「唐揚定食」を注文。他はうどんやカレー・ラーメン・丼と、スタンダードなメニュー構成。お値段も良心的じゃないですかー。
そしてやってきた唐揚げ定食。皿が微妙に楕円なのはスキャンしたカメラ屋のせいで、本当はちゃんと丸いから(笑) 唐揚げをほおばると、サクサクの衣と程よく柔くてジューシーな優しい感じに膝カックンされた感じ。一口噛んだ瞬間にニンニクの香りが広がるのだけが唐揚げじゃないのだよ。白ゴマと塩を合わせたものと、カラシの2種類のアクセント。具だくさんのみそ汁と、付け合せの野菜と漬物も大変おいしゅうございました。次回は絶対「ミラネーズ定食」で!