魅惑の低音。

Holly_cole_charade(クリックでAmazonにジャンプ)
フランク永井ではなく、ホリー・コールの新作「シャレード」の話。
3年ぶりの新作で、わざわざ「シャレード」なんて邦題(原題はHOLLY COLE)をつけて日本国内のみの発売らしい。
今作はジャズサイドの作品で、ちょっと人数多めなアンサンブルをバックにリラックスした感じで歌っているんだけど、ホーンセクションは―――バス・サックス、バリトン・サックス、トロンボーン、フレンチ・ホルン、バス・クラリネット、アルト・フルート・・・などなど低い音の楽器を中心にアレンジされていて、そこにホリーの低い声が重なってその陰影がなんともいえず美しい。
ある種「Blame It On My Youth」と似たような雰囲気というのか、じっくりと長くつきあえそうなアルバムのような気がする。

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