(ラフモノクローム / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II)
オリンパスから借りたE-30の続き。
土曜日の街撮りで基本的な部分は大体把握できたから、日曜日はこのカメラの目玉機能(?)のアートフィルターを中心にいろいろとやってみた。
アートフィルターというのは、今までのカメラとは正反対の「ちゃんと写らない機能」とでもいうのか、雰囲気重視の写真が撮れるというもの。
(トイフォト / ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye)
もうひとつこのカメラには、標準の4:3の縦横比を、6:6や16:9や3:2等々にトリミングする機能も搭載されていて、これをアートフィルターと組み合わせて個性的な写真を撮ってみよう、という感じ?
(ファンタジックフォーカス / ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F4.0-5.6)
アートフィルターは賛否両論だけど、PARADE100を買った前科のあるぼくは抵抗なく受け入れることができた。
ただし、アートフィルターを使うには普通に撮るモードの位置からダイヤルを少なくとも半周以上まわさないといけないし、記録に時間のかかるフィルターがあるし、縦横比の設定は別のメニューの深い場所にあって、現状では使い勝手がよろしくない。
(ポップアート / ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F4.0-5.6)
さらに縦横比に関しては、光学ファインダーには写る範囲とか一切何も表示されないから、しっかりフレーミングしようと思ったらライブビュー(液晶モニター)で使うしかなくて、ぼくは4:3→ファインダー、6:6→ライブビューという設定にして、都度切り替えて撮った。
(デイドリーム / ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6)
アートフィルターは後からソフトウェアで効果を適用できるようにしてほしいとか、効き具合を調整できるようにしてほしいみたいな意見をネット上でちらほら見かけるけど、そこまでこだわる人はメーカーお仕着せのフィルター効果では満足できないだろうし、こういうのは一発勝負でその場の思いつきや偶然からできあがるのが楽しいと思う。
(ライトトーン / ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6)
アートフィルターとは関係ないけど、シャッター半押しでファインダー内の表示が電子水準器に切り替わるのが、広角で水平の出せないぼくにはかなり便利な機能。
あ、そういえば多重露出を試してないな。