去年のドイツ旅行の時に、義妹夫婦宅でPCを借りてICE(日本の新幹線みたいな特急)の座席指定を取ったり、飛行機のオンラインチェックインをしたのが非常に便利だったから、今年はなんとネットブックを持参。iPadは発売前。機内に手荷物で持ち込むときの検査で、ほかの荷物と別にしないといけないのが少々面倒だけど、デジカメの写真のバックアップにも使えて一石二鳥。
最初に泊まったベルリンのホテルは、チェックインの時にインターネットを使うか聞いてくれて、その場ですぐに24時間有効なIDとパスワードを発行してくれた(レシートみたいなのをくれる)。ここはネットブックもiPhoneも快適に使うことができた。
(申し込みは右上のEnglishのページから)
次の日は、ドイツに行ったら挑戦しようと思ってたT-Mobileのフリースポットの申し込みに、ベルリン中央駅で挑戦。ホームでiPhoneのSafariを立ち上げるとT-Mobileのページが出てくるから、事前に調べておいた手順でやってみるけど、こんなときに限ってiPhoneの文字入力の調子が悪くて、それでもなんとか「30日使い放題/29ユーロ」のプランの契約に成功。正直ちょっとやってみたいだけで割高だよなぁと思ったんだけど、これが後で威力を発揮することになるとは…
(ログインページは日本語も用意されていた)
その後のハノーファーのホテルも、ベルリンのホテルと同じように24時間有効なIDをパスワードをくれるタイプだったけど、速度は遅いし安定しないし、いったん接続が切れるとIDとパスワードを入力し直さないといけないし、ネットブックとiPhoneは同時に使えないし。
(もしかするとLANと電話回線の変換器?)
テーブルに有線の接続装置みたいなものがあって、使いたい場合はフロントに問い合わせてください(もちろん有料)とのことで、ここはメッセが多く開かれる場所だから、取れるところではガッチリ取っていこうという作戦と見た。
(画像はすべてクリックで拡大)
(豊富な料金プランをご用意しております)
最後のフランクフルトでは、インター・コンチネンタルに泊まったんだけど、事前に調べたときは無料のインターネット回線があるって話だったのに、行ってみたら無線LANは有料。壁にLANのコネクターがあるけど、持って来たケーブルを挿してみてもうんともすんとも言わず…「ユニバーサル・ケーブルをフロントに取りに来い、ただし有料」という説明書き。途方に暮れて18階(日本的には19階)から外を眺めていたら、T-Mobileのフリースポットが使えることを発見! 思わぬところで命拾い。29ユーロもこれで元が取れた(カード会社から126.311円/1ユーロで、3,663円の請求が来た)。
(ICE内のT-Mobileのホットスポットの表示)
ドイツ国内の駅や空港ではT-Mobileのフリースポットが使えるから、当然ICEの中でも使えるだろうと思っていたら、ICE内のフリースポットは別料金みたい。
(つながるけど…ドイツ語で全くわからない)
窓辺に置いていたGPSも圏外の表示になっていたから、ガラスも電波を通さないようになっている感じ。恐るべしドイツ。
(ヴァンター空港のホットスポットは快適)
行きはそれどころじゃなかったヘルシンキのヴァンター空港には、完全に無料なホットスポットエリアがあって、乗り継ぎの時間調整の暇つぶしに大いに役立った。
ブラウザーを立ち上げるとIDとパスワードが書いてあるから、それを入力すれば使い放題。
とういうわけで、今回はiPhoneはTwitter以外でそれほど目立った活躍をしなかった。街中で地図を見ながら迷ってるときに、せめて3GSのコンパスだけでもあればと思ったし、地図アプリと連携できたらもっと有効に時間を使えたかもしれない。iPadを見送ったのも、この経験からどこでもインターネットにつながってないと使い物にならないと思ったから(お金かかりすぎ)。ところで、国際ローミングを定額にするってホント? すごい期待しちゃう。