よくできてる。

2012年のマルフク
お気に入りのマルフクポイントに行ってみると、上に何か貼られた形跡はあるけど看板は健在。なんでマルフクの看板は撤去しないんだろうか(笑)

ここでライカ X2のフィーリングをチェック。看板と、右にある坂道を一緒に写真に収めたい。
(1) ISOを100にセット
(2) 遠くまでピントを合わせたいから、絞りはF5.6にセット
(3) 測光モードをスポットにして、マルフクの看板の白に測光エリアを重ねる
(4) そのまま露出計が+1.7になるようにシャッター速度を決める→1/250秒
(5) 念のため手前の雪の白も測ってみる
(6) 露出計は+2.3を示す→1/3段絞りを絞ってF6.3にする
(7) 遠くの陽が当たっている塀の白に測光エリアを移す
(8) 露出計は+3以上…白飛びするけど、ここは飛んでもいいや
(9) マルフクの看板でピントを合わせてから撮りたい構図にカメラを動かす
(10) シャッターを切る
という流れでできあがったのが今回の写真。フィルム選択はNaturalにしてみたけど、ちょっと地味すぎるかなぁ。スポット測光で一番難しいのが(4)の反射率の部分で、一応の目安として、白なら+2(質感を残したい場合は+1.7)、赤・緑は±0、黄色は+1.2みたいなものを知っていないと使いこなせない。

同じ事をPEN E-P3でやるなら、
(1) 絞り優先モードにして絞りを決める
(2) スポット測光にして手前の雪の白でAEロック
(3) 露出補正を+2.0にする
(4) ピントを合わせて撮る
という操作になる。ライカ X2はAEとAFを切り離せないから上のような操作になるというか、マニュアル露出を使えば切り離す必要がないという思想なのかもしれない。じっくり向き合って撮るもよし、カメラ任せのオートでささっと撮るもよし、仲良くやっていけそうだ。

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