絶賛オーディオモードでございます。前々から気になっていた、RCAケーブルに寿命があるのかについて試すべく、20年ぶりに1ペアを新調いたしました。というのも、テレビの地デジ化に際して、今までのケーブルでは映らなくて、元々非対応だったのか、経年劣化で周波数の高いデジタル信号が伝わらなくなったのかは謎だけど、そんなことを思い出したから。調べてみると、同軸ケーブルは屋内でも20〜30年くらいで寿命になるという話も。同じことがオーディオのケーブルでも起こっていたとして、果たして聴いてわかるくらい違いがあるのかどうか、という口実の気分転換的な買い物の話(笑) モガミの2534というマイク用ケーブルを使った50cmのをオーダー。4芯のいわゆるカッド線ってヤツですな。両端のプラグ、線の加工からハンダ付けと送料を含めて2本で3,000円くらい。結論から言うと、音が変わったかどうかわからない。仮に高周波が伝わりにくくなっていたとしても聞こえない(そもそも鳴っていない)部分ってことだよね。
改めて今まで使ってきたケーブルを観察してみる。RogersのCrystal link IC-150ってやつなのかなぁ。その昔に真空管のアンプを買ったときに、中古だから安くって感じで持ってきた記憶がある。同軸ケーブルで両端のRCAコネクタはかなりしっかりした造り。ハンダ付けも丁寧で割れもないし、これって結構高いケーブルなのかもしれないなー。ぼくはケーブルで音が変わるとは思ってない派なんだけど、楽器方面ではケーブル(シールドと呼ぶ)で音が変わるのは普通の話らしいね。まぁまぁ、バカ高いケーブル買うんじゃなければ、その辺はお楽しみでいいんじゃないかと。