お盆前に届いた『八画文化会館 Vol.4』を今ごろになってボチボチと読み始めたところ。特に忙しかったわけでも、Vol.4が面白くないとかでもなく、単純にぼくの興味が他へ向いていたから。この前、久しぶりに廃墟に踏み入って感覚が戻ってきた。だがしかし、八画文化会館は廃墟(だけ)の本ではないのでありまして。
今号のメインは1年前のVol.3で予告されていたとおり伊豆。「ホテルニューアカオ」は、いつぞや秘宝館からまぼろし博覧会を巡った時に、iPhoneで地図を確認しようと駐車場に入った途端に警備の人に怒られたところ。そうかー、あそこはあそこですごいところだったんだな。ひとり旅でこういうところを泊まり歩いてもいいんだけど、大浴場の(脱衣所の)じめじめ感とかがどうしても耐えられないのと、行き当たりばったりでいろいろできない性格だから、「部屋から出ない」とかありそうで。
行くなら行くで、その他の諸々の場所もある程度は目星をつけておきたけど、地図がアバウトすぎるなー(笑) クルマに据え置きのカーナビを付けたいと思ってるけど、行き先がいわゆるB級やC級の範疇だからどうなのかなぁ。
もちろんステキな廃墟の写真もあるよー。結局のところ、誰かがやってるカオスなスポットよりも、誰もいない廃墟のほうが自分には合うのかもしれない。いや、誰かいるかもしれないけどね。そんなこんなで、八画文化会館は来年1年はお休みして、再来年にVol.5を予定しているとのこと。しばしのお別れ。ぼくも動ける内に動いておかないと後悔しそう。