急激な円安により。

左右対称でいい感じ 裏側はこんな風
舶来品の値上げが激しい今日このごろ。大幅に値段が上る前に、そして品切れになる前に確保しておこうということで発注したのは、ぼくが使っているATOLLのIN100seに増設するフォノイコライザーボード。正式な品名は「phono Stage P100」。MMとMCの両方のカートリッジに対応していて、オペアンプを使わないでディスクリートで組まれている少々凝ったもの。IN100se以外のアンプにも共通で使える。ヨドバシ.comにオーダーして、来るのは来年かなぁなんて思っていたら、1週間後にものすごいあっさりした箱に入って到着。初期設定はMMカートリッジに合わせてある的な説明だけど、ディップスイッチは全部OFFのポジションだった。写真はぼくが眺めていじった後だから、MMカートリッジの設定になっているんだけども。

なんとタッピングねじ! 左側だけが重い
これもまたものすごい手作り感あふれるP100取り扱い説明書にザッと目を通す…「ジャンパー線をカットする」とか衝撃的な事が書いてあって戦慄したけど、ぼくのは「SEなモデル」だからディップスイッチで切り替えできるとのこと。安心したところで、本体横のネジを4本外してご開帳! 天板の穴から見えてたからわかってたけど、ぼくのも真ん中のデカいコンデンサーが黒いタイプだな。ネットで見かけるのは水色のコンデンサーなんだけど。まぁまぁ、それはいいや。この右側のオレンジのコネクターの上に差し込むわけですね、わかります。

増設できるボードは何種類かあるみたい フル装備
まずは増設コネクターの根本のディップスイッチを4つともオフにする。これでこのコネクターの方に信号が流れるようになるんですね? わかります。基板には「PHONO」以外に「SPDIF」って書いてあるけど、その系統の増設ボードもあるってこと? D/Aコンバータ? なんだろう? まぁまぁ、それはいいや。メインイベントのボードの差し込みは1方向にしか挿さらないようになっていて、滞り無く終了。

それ用に穴が空いている衝撃 なるほどなぁ
最後の仕上げにアンプの背面パネルの穴にアース端子を取り付ける。これって特に配線がつながるわけじゃなくてこれだけのもんなんだねぇ。天板を元通りかぶせて作業は完了。これでAUX端子にレコードプレーヤーをつなげるようになりましたとさ。カートリッジをMCにするときにフタを開けてディップスイッチをいじらないといけないのが面倒だけど、そんなに頻繁に替えるものでもないだろうし、その前にレコードプレーヤー持ってないし(笑) その後、やっぱりお値段アップのお知らせが出た。phono Stage P100は来年から…1,000円の値上げ。そんなに焦らなくても良かったなー。

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