金網の向こう側へ。

とんびさん、お元気そうで
オリンパスの新型カメラ、E-M5 MarkIIをいじり倒して10日ほど。どんな機能があるのかというのを、なんとかザックリと把握できたところで、デジカメWatchに非常にタイムリーな記事が出ておりました。

ミニレポート:ボタン割り当てを自分好みにセットアップ! 
(OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II) – デジカメ Watch

ファンクションボタンに割り当て可能な26個の機能の中から必要な物を選び出して、それぞれをどのボタンに割り当てるかというお話。大きなところは、AF/MF関連とファインダー周りの表示の切り替えかな。ぼくはFn1ボタンはAEロックにして、その時の測光モードをスポット測光にする「親指スポットAE」派。AFエリアの選択はスムーズにできないと思ってたけど、AFとAEを切り離すなら、AFエリアは中央1点固定でOK。動きの早いものはライブビュー+タッチAFで。この辺はPENでも同じ使い方をしていた気がする。

フラミンゴのピンクと金網のグリーン
先週末に動物園に行った時に超絶便利だったのが、拡大機能を使ったスーパースポットAFというやつで、ファインダー内の任意の場所を3〜14倍に拡大して、その画像の中心でAFできるという飛び道具。強力な5軸手ブレ補正のお陰もあって、金網の向こうの動物に瞬時にピントを合わせることができる。だがしかし、この拡大機能はファインダー全体が拡大画像に切り替わってしまって、構図の確認ができないという諸刃の剣。Fn1ボタンにはAFロックを割り当てて(いわゆる「親指AF」)、AFロックした後に、拡大を解除するという方がスマートかも。ぼくはレンズについてるFn-Lボタンに拡大を割り当てて、シャッター半押しのままL-Fnボタンを押して拡大を解除という使い方をしているけど、L-Fnボタンの無いレンズの時にどうするのか考えておかないとな。

食事中はしっぽが上がる
EVFの感触は非常にいい。拡大縮小が自由自在な上に、露出が反映されるから本当に見えたままが写る感じ。ライブビューのみのPENだと露出の加減はイマイチわからなかった。動物パレードの時に、1枚撮るごとに表示される0.5秒のプレビューが邪魔でオフにした後で、それでも露出の失敗がほとんど無いから「オレってうまいんじゃね?」って思ったけど、実はファインダーで露出が見えていましたというオチ(笑)

金網に近くてもピントは大丈夫
このカメラは1/16000秒までの電子シャッターも搭載していて、完全に無音でシャッターを切ることができるんだけど、その電子シャッターにワンタッチで切り替えできると、飲食店で写真撮るときに重宝しそう。メカシャッターもスプリングで浮いているらしく、実に上品で静かなフィーリングなんだけどね。そんなこんなで、後は小さめの単焦点レンズがあればもっと気軽に持ち歩けるのに、なんかさー、落ち着いて品定めしていられない精神状態でさー。

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