お盆を過ぎたら急に涼しくなって、もう秋だねぇなんて思いつつも実はまだ8月なのでありまして。今年はカメラのテストも兼ねて何回か撮りに行こうと意気込んでいた毎日上がる諏訪湖の花火が、残すところ3日になったところでやっと重い腰を上げて撮りに行ってきた。なんだかんだで去年もこの週末に撮りに行ったんだった。今年は鹿に遭遇しなかったな。
それで、結果から申し上げますと惨敗でございます。E-M5 MarkIIで初挑戦の長時間露光は、「ライブバルブ」というのを使ってみることにしたんです。これは、ミラーレスカメラならではの機能で、長時間露光でどのくらい写っているのかを確認しながら撮影できるというもの。ぼくの計算では、背面のモニターできれいに花火が重なったところでシャッターを閉じれば、ステキな花火の写真が撮れるはずだった。だがしかし、どのくらい写っているのか確認できるのは24フレームまでで、ぼくはそれを4秒ごと(=96秒は見られるはず)に設定したんだけど、実際に見えたのは最初の10秒位? そして最大の欠点は、撮影後の処理にものすごく時間がかかること。15分で5枚位しか撮れなかったから、単純計算で1枚3分かかってる! 事前に試してはいたけど、実際に花火が始まってみるとこんなに長いとは…。
慌てて「ライブコンポジット」に切り替えてみたけど、これはいわゆる「比較明合成」で、画面内の明るい部分だけが写るってやつだから、花火だけなら問題無さそうだけど、夜景がきれいに撮れないという結果に。感度を上げればもうちょっと違った結果になったかもしれないけど、とにかく時間がなくて…夏。カメラの処理待ちでクライマックスは撮影できず。不完全燃焼ではあるけど、これでこのふたつの機能の使い分けと欠点がわかったから良しとする。