壇蜜とはちょっと違う。

全然ブログに書けてないけれど、今年はもう本当に(オーディオと)音楽の年でございまして。5月に偶然出会った「門あさ美」にどハマりしてから半年後の今月、ついに彼女のオリジナルアルバムがレコードで全部揃いました。特に現状でのラストアルバムの『La Fleur Bleue』は、チャート的にも振るわなかったせいなのか球数が少なくて苦戦。先月にオークションで競り負けて半ばあきらめていたところ、そば屋での待ち時間にオークションを眺めていたら再びチャンスが! 速攻で入札して今回は競ることなくそのまま落札。それでも結構高かったけどー。

再生している風

そんなこんなで到着してみたら、これがなんと新品未開封でびっくり仰天。開けるのもったいねーとも思ったけど、聴くために買ったんだから躊躇なく開封。1988年発売だから29年の時を越えて今やっと日の目を見たということになるのかな? 彼女の最後の2作はレコード会社を移籍して、高橋幸宏のプロデュース。その2作はこれだけで聴く分には文句のない内容だし、デビュー当時から標榜していた「ファッションミュージック」という部分では完成度は高いんだけども、初期の門あさ美という個性を期待すると肩透かしをくらう。歌い方もささやき系になってるし、歌詞の内容も抽象的でメロディーの抑揚もあんまりない。

ぼくもどちらかと言えば、デビューアルバムの『Fascination』や、その次の『Sachet』のような、ミディアムテンポで気持ちよくスウィングする方が好きかなぁ。3rdの『セミ・ヌード』と4thの『Hot Lips』は若干歌謡曲風味が強め。5thの『PRIVATE MALE』でこれまでの路線は一区切りっぽくて、6thの『麗(u ra ra)』と7thの『BELLADONNA』からは聴かなくなったという声が増えるような感じ。かと言って、そのままではマンネリになっていただろうから、これはこれで良かったんじゃないかと。

実はこの他にベスト盤がある

彼女はコンサートもやらないし、テレビにもほとんど出なかったってことで情報が極端に少ないし、レコードのジャケットやインナーの写真でも笑っているのは1枚もないんだよねー。写真集も出ていたらしいけど、その中も全部この表情だったらアレ(笑) 『La Fleur Bleue』の後は2002年のベストアルバムに未収録曲と新曲が入っているとかで、クルマでも聴きたいからCD買おうかなぁ。

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