旧後山分校の解体が始まったというニュースを見たのは去年の11月くらいだったかなぁ。解体の理由が建物の老朽化に加えて不法侵入が後を絶たないというような話だった。久しぶりに後山に来てみたら、きれいサッパリ更地になっておりました。イチョウの木は残ってるね。
ぼくが初めて旧後山分校に来たのは10年前の2008年11月のことじゃったー。映画の撮影に使われたとかいうニュースで存在を知ったのがきっかけ。その時エントリーは残っているけど、GoogleのPicasaを使ってたから写真が見られなくなってるんだよね。そんなわけで、ここで10年前の在りし日の旧後山分校の写真をアップしておこうと思う。カッコイイことを言っても、ぼくも不法侵入した一味なのであって、やっぱり廃墟はそろそろ潮時だなぁと思う次第。
この時点で建物はかなり傷んでいた。ここから数年間は修復されている感じはあったけども、途中から完全放置みたいな状況になっていた。
奥の講堂を眺める。木造の大きな建物って興奮する(笑)
このころは管理されている雰囲気がある。
そして中へ…秋の芸能祭というのか収穫祭というのか文化祭というのかで使われたであろうものが、ステージ上に置かれている。
渡り廊下を歩いて校舎に移動。この写真の奥の方から歩いてきた。
上の写真の左側におそらくは給食室だったところへ続く下に降りる階段がある。降りた先は、床が抜けるかもしれないという注意の養生テープ。
上の写真から振り向くと長い廊下。左側は2階へ行く階段。突き当りに布団が積んである。
ちょっと戻ってトイレ。度胸試しの名残りなのか、これがドアのすき間から見えた時には心臓が止まったぜー。
廊下の突き当りの部屋。廊下側に家庭科室という新しい札が下がっていた。映画撮影の時のやつかな?
ここが図書館だったのかなー。
本当の名前を「湖南小学校後山分校」という。次のエントリーで後半などを。