また始めてしまった。

石のアンプもいいものだ

去年の猛暑で真空管のアンプが壊れたことを踏まえて、アンプをATOLLのIN100seにチェンジしたところ、スッキリとクリアな音になりました。ユニゾンリサーチのSimply Italyは、疑似サラウンドのようなモワモワ感がやっぱあるんだなー。だがしかし、それと引き換えに(?)中低域のコッテリ感も捨てがたい。

ふたりとも若い

IN100seの(Simply Italyに比べて)クリアな感じを活かすべく、レコードプレーヤーのカートリッジをDL-103からVM750SHに変更してみたところ、低域のボリュームがもうちょっと欲しいなぁという事になった。オフ・コースの『ワインの匂い』とか、低音少なめのレコードを再生するとパサパサで潤い感のないつまらない音になってしまう。こいつをなんとかしたい。

チェンジ!

そこで、ヘッドシェルを違うものにして音が変わるのか実験してみることにした。手っ取り早く、PLX-1000ではアームの高さ調整の範囲外になってしまうということでお蔵入りしていた、オーディオテクニカのMG10を復活させてみる。今まで使ってきた同じくオーディオテクニカのAT-HS10との違いは、穴のないソリッドな1枚板ということと、ネジが切ってあるからナット無しでしっかりとカートリッジを固定できるところ。あとはマグネシウム合金製ってところかな。

標準品より高精度

SL-1200GRでもDL-103とMG10の組み合わせは水平が出せないのと、ヘッドシェルの選択肢を増やすという意味でターンテーブマットをSL-1200MK4用の6mm厚のもの(RGS0010A)に変更。純正の薄いマットの方が見た目的にカッコいいんだけどしょうがない。そして『ワインの匂い』を再生してみると…んー、微妙に落ち着いた音になったけどパサパサ感は変わらず。AT-HS10との組み合わせのほうが華やかというのかなぁ。僅かな差だけども。

2枚ともサイコー

もうちょっと低域の入ってるやつをということで、最近のお気に入り、南佳孝の『サウス・オブ・ザ・ボーダー』を聴いてみる。

1979年の3rdアルバムで、坂本龍一による清涼感あふれる編曲や細野晴臣のスチールドラムが夏の雰囲気をうまく醸し出している。そしてジャケットは池田満寿夫という贅沢な1枚。A面2曲目の『プールサイド』がベストトラックかなー。

幅の細いのがいいかも

これも低域はAT-HS10の時とそれほど変わらず、ヘッドシェルではカートリッジの音の傾向は変わらないという結果になった。んー、とりあえずDL-103に戻すかー。MG10の見た目とカートリッジをガッチリと固定できるところが気に入ったから、DL-103用にもう1個オーダー。VM750SHは夏場は使わないことにする?

業務用

アナログ関連では、静電気除去ブラシを買い替えというか買い足しました。サンダーロンという素材を使った「静電気除電ブラシ ドットと~る・小(アース紐付き)というもの。大きくて毛足が長いから、ターンテーブルに載せたまま2回位サッと撫でればすべて解決。タミヤのモデル用ブラシは、アームとかデジカメのお掃除方面で活躍してもらおう。

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