気のせいだった。

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DL-103でレコードを聴いていてふと思ったことがあったんです。DL-103はMCカートリッジだから、現状ではラックスマンのE-250というフォノイコライザーに内蔵のトランスを経由しているんだけども、このトランスをいつぞや入手したAU-300LCにしてみたらどうなるんだろう? ひょっとしてAU-300LCの方が良かった場合は、フォノイコライザーを選ぶときの「スイッチでMMとMCを切り替えられる」という大きな条件を捨てることになってしまう。

入力が2系統あるのは便利

だがしかし、思いついてしまったからにはやってみないと気がすまない。AU-300LCをレコードプレーヤーとフォノイコライザーの間に挟んで、フォノイコライザーのスイッチをMMにしたら準備完了。そして出てきた音は…なんということでしょう! E-250の内蔵トランスよりも高域が出てて、全体的に輪郭がハッキリ、音に芯があるではありませんか。アナログ末期の廉価版トランスとはいえ、DL-103と同じDENON純正のマッチングということか。これは困ったことになったぞ。

永遠のスタンダード

だがしかし、このブログにまとめるにあたって念のためE-250の内蔵トランスに戻してみたら、言われてみればそういう傾向はあるような気がするというだけで、大きな違いは感じられなかった。 AU-300LCを経由したほうがレベル(音量)が大きいせいで勘違いしたか、そうでなければ体調や気分による感覚のゆらぎみたいなもんかなー。PLX-1000を使ってたころはトランスを通した音はイマイチ好きじゃなかったけど、SL-1200GRにしてからはトランスありの方が好きかも。

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