仕事納めはSSDで。

実質的には先週の金曜日、つまりは25日で仕事は納まっているんだけど、諸々で予備日として出勤いたしました。年内最後のお仕事は、会社で使っているメインのPCのHDDをSSDに移行すること。LenovoのThinkStation E32 SFFという結構前のPCで、起動後10分くらいHDDがガリガリやっててアレ。それ以外は特に問題なし。XeonにQuadroだからそんなに簡単に買い換えられないし。

用意するもの

SATAのSSDなら何でも同じだろうと思って、新しいというだけでウェスタンデジタルのWD Green(WDS100T2G0A-EC)をオーダー。到着してから調べてみたら、Greenは廉価版という位置づけで(その割に安くないぞ?)あまり性能の良くないコントローラーチップを搭載している上に、書き込みキャッシュが省略されているのと寿命が短いとかでイマイチ評判がよろしくないことを知る。だがしかし、流石にHDDよりも遅いことはないだろうし、キャッシュが省略されている分、低消費電力で発熱も少ないという辺りを今回のロマンとする。廉価版SSDがどのくらい使えるのかもちょっと興味がある。

中身は外側の1/4くらいの基盤1枚だと思う

古(いにしえ)のSATAをUSBに変換するキットをひっぱりだしてSSDをPCに接続する。Windowsの「ディスクの管理」から一応フォーマットしてDドライブに割り当てておきますか。これでハードウェアの準備は完了。HDDをSSDに丸コピーするソフトはウェスタンデジタルから専用のものがダウンロードできるって聞いてたけど、結果はダメだった。ソフトを起動するとレジストレーションコードの入力を求められる。そんなコードどこにも書いてねぇ。

WindowsPE上でコピーが始まる

他にもダウンロードしてみるけど、どれもこれもお金を払わないとコピーできないようになってやがる。前にお友達のをやったときはこんなに苦戦しなかったけどなー。結局「EaseUS Todo Backup Free」をダウンロードして事なきを得たけれど、これも”Free”をダウンロードして、非常にわかりにくい”フリー版のインストール”を選ばないとダメだった。こういうの本当に消耗する。

HDDはこのまま温存する方向で
いい感じに収まった

なんだかんだで1時間半くらいかかってSSDへのコピーが終了。そうしたらおもむろにPC本体を開けて、両面テープでSSDを空きスペースに貼り付ける。E32 SFFはオフィシャルでここに取り付ける2.5インチのアタッチメントがあるみたいだけど結構お高いからやめた。HDDにつながっている配線をSSDに付け替えたらPCの蓋を閉じて作業完了。

肝心のランダムリードが8.34MB/sってさー

緊張のスイッチ・オン! 無事にWindowsが起動して一安心。起動がかなり速くなって、デスクトップが表示されたらすぐに操作可能な状況。1分もかからないくらい。廉価版でも読み込みは速いはずだからぼくの使い方では特に問題にならいかなー。でもランダムリードが遅いなー。その他は、業務用アプリケーションのライセンス承認で若干トラブルがあったけど、解決用のツールが配布されていて助かった。

今年というか、正確には去年の夏以降は厳しい状態が続いていて心の底から休まらない。焦りと不安を感じたままで辛い年末年始休業だわー。


<2021/02/21追記>
このエントリー内で使用したEaseUS Todo Backup Freeのメーカー(イーザスソフトウェア)から、「公式ページへのリンクを追加してもらえないか」という連絡が来た。公式ページを載せなかったのは、ダウンロードするのにメールアドレスを登録しないといけないからなんだけど、そうは言っても無料で使わせてもらったから公式ページも追加しておこう。

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