夏用アンプはテクニクスの「SU-G700」に決定いたしました。決め手は大きなVUメーター。というのは、半分本当で半分ウソ。でも、お友達のところで見たラックスマンのアンプの影響があったことは否定できない(笑)
実はこの前のエントリーを書いてすぐにオーダー済み。1ヶ月位は待つかもしれないなーと思っていたら、なんと納期が6月になるとの返答が…3ヶ月待ちかよ。マレーシアで作ってるからそういうことになってしまうらしい。だがしかし、この話はここでは終わらない。なんとその6月までデモ機を貸してくれるというではありませんか。んー、これは悩むわー。選択肢としては、(1)キャンセルする、(2)デモ機を借りて6月まで待つ、(3)デモ機を借りずに6月まで待つ、の3つ。
とは言っても納期の連絡をもらった時(オーダーの3日後)にはデモ機が手配済みで、実質的に選択肢が(2)しかなかったから、真空管アンプ試聴会の帰りにお店によって借りてきたというか、借りに行くついでに試聴会を覗いてきたというのが真相。 今回は去年の定額給付金にオーディオを売った分から補填して資金を確保。そういうことだから、近くの店で日本メーカーの製品を買うことにしたい。気軽に(?)出入りできるオーディオ店を作っておきたいのもある。
そんなわけで、まだ1円も払ってないのにあっという間にアンプは手元に来てしまった。もちろん自分のものではない。これで聴いていてどこか気に入らなかった場合、6月に代金を支払って同じものが来るっていうのはどうなんだろう? すごく気に入ったとしても「買った」というイベント感が希薄になってしまったわけで、なんか盛り上がりに欠けて残念な気持ち。
で、その音はどうなのかというと、今のところいいのかそうでもないのか判断がつかない(笑) 全体的にはスッキリ系で超クリアながら、程よい温度感と湿度感があって一安心。低音は予想以上にボリュームがある上で速いというのかピントが合っている感じがして気持ちがいい。問題は古いジャズのグッと来る感じが希薄な事。真空管アンプみたいな音が飛んでくるのを期待するとダメ。とりあえず6月までは身動き取れないからなんとかこれで(精神的に)生き延びたい。