大政奉還。

さらば、IPv4 over IPv6

11日の13時から3人がかりで2時間半くらいの工事をして、自宅のインターネット回線が地元のケーブルテレビ(CATV)に切り替わった。このブログでいちばんアクセス数が多いのはIPv4 over IPv6関連のエントリーなのにそれをアッサリと捨てたのは、会社で使っていて速度的にほとんど変わらないのを知っているから。

速度計測サイトを3か所くらい

そこそこ混んでいると思われる22:30近辺で速度計測をしてみたところ、今までよりもアップロードが遅い以外は遜色なし。空いてるんだねぇ(笑) IPv6方面は、機材は対応してるから必要になった時にCATV側からアナウンスがあるでしょう。

これまでのあらすじ

この辺りはCATVが普及していて、子供のころから東京キー局の放送を見ることができたし、ブロードバンドという言葉が流行り出したころ、ADSLよりも早く常時接続のサービスが始まって、ぼくもそれに飛びついた。その後、メタル回線では速度の限界があって、インターネットはNTTのひかりに移行。テレビは少し前にいろいろありつつ、地上波がデジタルに移行して3年後からはテレビ東京以外は見られなくなった。そのテレビ東京もいつまで見られるかわからない状況で、わが家もいよいよ地デジのアンテナを設置してCATVを解約するつもりでいた。

地上波の関連は風呂場の天井裏にあった

去年の夏くらいだったか、地デジのアンテナを設置できるか業者に見に来てもらったところ、アンテナの方向に家があるから電波レベルを測定してみないと何とも言えない(意訳)という説明と、アンテナを取り付けるために外壁に穴を開けないといけないっぽい流れで、この話はここで保留になった。2階のベランダのBSアンテナの横にサクッと取り付けできると思ってたわー。この頃に自宅のインターネット回線をCATVにするという選択肢も検討したものの、会社のCATV回線の光への切替工事がもめにもめたから、こっちも立ち消え的になっていた。

BSアンテナは不要になったけどとりあえずはそのままで

そこから時は流れ、そういうゴタゴタの傷も癒えた(?)ところで再検討。やっぱり地デジのアンテナを建てるのはハードルが高そうだ。そうなるとCATVは解約できないから、だったら電話もインターネットも全部CATVにまとめちゃった方が現状よりもほんの少しだけど安くなるという結論に。総額で言えば、CATVのテレビにかかる分だけはCATVの無い環境よりも高くなるんだけど、その辺はライブカメラで道路状況を見たりとか、4Kや8Kになってもアンテナの心配しなくてもいいとかいうためのコストだということで、ここはひとつ(笑) 現状の契約の違約金は全部CATV会社が持ってくれるから、電話の切り替わりを待ってNTT関連の解約と撤去工事で仕上げ。

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