末端価格:8,800円

“いいもの感”がたっぷりと

夜に会社に行かないといけない状況が続いていたのがようやく一段落したところに到着したのが、24日発売の美空ひばりのLP2枚。『ひばりとシャープ-虹の彼方-』と『ナット・キング・コールをしのんで ひばりジャズを歌う』でございます。180gの重量盤で1枚4,400円!セブンイレブンのコンビニ受け取りにしたんだけど、現金をカウンターに出したら「お客様、こちらの機械(セルフレジ)でお願いします。」って言われてしまいましたわ。

『ひばりとシャープ-虹の彼方-』は1961年の発売で、オリジナルは10インチ盤(25cm)だった。今回はそれにボーナストラックを2曲追加してLPとして再発売された。しっかりしたジャケットはつやつや仕上げで帯もちゃんと付いていて、これならこの値段でも…いや、高いけどね(笑) まだ1回しか聴けてないんだけど、ものすごく鮮度の良い昭和レトロというのかなぁ、買って良かったと思える内容であります。

『ナット・キング・コールをしのんで ひばりジャズを歌う』は1965年に発売されたジャズスタンダード集。ダブルジャケット。半分は日本語で半分は英語。こっちも1回しか聴けてないけど、『スターダスト』のボーカルの出だしを聞いた瞬間に鳥肌が立った。美空ひばりの英語はものすごく自然で、聴いてて恥ずかしくなるようなことはなくて一安心(笑) それにしても美空ひばりの歌はゴイスー! こっちも末永く聴けそうな予感がする。

ライナー的なものはこれだけ

今回のこの2枚はステレオのオリジナルマスターテープをモノラルにミックスしてカッティングされているとの説明書きが入っていた。当時はステレオ再生装置が高価で、売っているレコードも大半はモノラル盤だったということから2021年もモノラルで登場。

カートリッジはMMで丸針に限る

ということならば、やっぱりモノラルカートリッジでしょう。モノラルなのに、いや、モノラルだからこその瑞々しさなのか、とにかく聴いていて気持ちがいい。最近は買ったばっかのレコードにキズを付けてしまったり、ヘッドシェルを買ってみたけどダメだったりと負けが込んでたから、これでやっとリベンジできた。

バックの演奏をしている「原信夫とシャープス&フラッツ」の原信夫氏が、今月の21日に94歳でお亡くなりになったとのこと。ご冥福をお祈りいたします。

  1. うおさん、こんばんは。
    自分も購入しました。タワーレコードはポイント15倍だったので2枚一緒に。
    音が凄く良かったです。奥行きもあって。CDも持ってるのですが、やっぱりLP盤(笑)
    ジャケ見ながら音楽を聴くの贅沢です(笑)こんなカッコイイ、ブラスアレンジ出来る人って今の所居ませんね・・・
    もう萩田光雄さんくらいでしょうか・・・前田憲男さんも原さんも数原さんも令和になって居なくなったから・・・
    この2枚と、綾戸智恵&原信夫 MY WAY 最近、良く聴いてます。
    ~Lover,Come Back To Me!だけは、ひばりさんより綾戸さんかなぁ~(笑)

  2. 康晴さん、おはようございます!

    そうですか、やはり買いましたかー。Twitter界隈でも買ってる人を見かけました。
    今回のこのレコードは作る側のこだわりみたいなものを強く感じましたね。当時としても結構なお金と時間と人がかかわっているでしょうから、こういう贅沢な音楽は今の時代には出てこないような気がします。

    『綾戸智恵&原信夫 MY WAY』はSpotifyにあったので聴いてみました。特にジャズは新しいのは全く知らないので新鮮でした。”ノリ”がやっぱり新しいですね。またよさげなのがあったらこっそり教えてください(笑)

  3. お返事ありがとうございます。嬉しかったです。

    ひばりさんじゃ無いですが、
    7月21日に、初CD化&入手困難盤復活!! ブラジルが生んだ秘蔵の名盤〈’50s~’00s〉という、
    シリーズが限定で発売されるのご存じですか?ボサノバ系の名盤が1100円!!でリリースされます。
    自分は15枚も予約してしまいました。気になるの買って置かないと後悔と、またヤフオク探しに(笑)
    チェックされてなかったら是非!!

  4. 康晴さん、貴重な情報をありがとうございます。

    ブラジル方面の話、知りませんでした。1,100円とはありがたいですねー。昔々に買いそびれたままのをいくつか発見したので、オーダーしようか悩んでみます。
    ブラジルの音楽を理解する上で避けて通れないという「サウダージ」が未だによくわかりません(笑)

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