フィルムカメラが流行っているみたいな話を聞いて久しい。最近のヤングは「写ルンです」で撮ってカメラのキタムラに現像に出す→スキャンしたデータをオンラインで受け取るだけ…つまりネガは廃棄してもらうということを知って衝撃を受けた。もはやフィルムは写真のレタッチフィルターとしてしか存在していないのかもしれない。
今回久しぶりにフィルムで撮ったけども、午後3時のカメラのキタムラのレジカウンターの後ろにある現像上がりの棚(?)にはぼくともう1件くらいしかなくて、いよいよ地方ではカラーネガの現像も終わりに近いのではないかという印象を受けた。フィルムが供給されても現像にかかる時間とコストが現実的でなくなったら、実質的にはおしまいなわけで。リバーサルとモノクロネガは2週間以上かかる状況で実質終わっている。
カメラのキタムラのスキャンはホコリだらけでスキャン漏れが2コマ。この店だけなのかもしれないけどなんか品質が下がったなー。1本目が期限切れフィルムだったことを考えてもさすがにちょっとねぇ。面倒だからもうこのままにするけどさー。それと、なんとなくだけど色が良くないというか、水っぽい感じがするような…撮った場所の光源のせいかなー。
それにしてもこの期限切れフィルム、いつのものなんだろうか? 防衛省に行った時のあまりだとばかり思っていたけど、現像に出す前に確認したらSUPERIA 400じゃん。ぼくはミャンマー旅行以来SUPERIA PREMIUM 400しか買ってない。ということは、昔々にもらってダメだったやつの残り? 2本もらったんだっけなぁ。なんにしても手持ちのフィルムはこれでゼロになった。もしかしたらもうフィルムで撮ることはないかもしれないとちょっと思った。
おまけ
ミャンマー旅行は全部KLASSE WとSUPERIA PREMIUM 400で撮って、カメラのキタムラで現像・スキャンしてもらったんだけど、今見ても「フィルム写真いいわー」って思える仕上がり。6年前なのかー。