心配性のBGM。

ちょっと前にCDを何枚か買った話をエントリーしたんですけども、その中の2枚はECMのやつで、オレ様的には新規開拓的なノリで選んでみたものの、苦戦しているというウワサ。そもそものきっかけは、某オーディオ雑誌でECMの特集が組まれているという話をTwitter経由で聞いたこと。そこで話題になっていた(?)のが、ダブル・ベーシスト、エバーハルト・ウェーバーの『The Following Morning』(1976)と、ブラジルの巨匠、エグベルト・ジスモンチの『輝く水』(1977)でありました。『輝く水』のオリジナルのタイトルは『Dança Das Cabeças』。読めない(笑)

某雑誌はもちろん買ってない

ECMとは何ぞやといいますと、1969年にドイツで設立されたレコード会社。創立者マンフレート・アイヒャーの「沈黙の次に美しい音」というコンセプトに基づいたカタログがずらりと並んでいる。個人的にはECMといえばキース・ジャレットのイメージが強くて敬遠していた。なんつーか、つかみどころのない環境音楽みたいな感じで。

UHQCDなんですよ

で、今回の2枚はどうなのか…んー、やっぱダメかなー(笑) 『The Following Morning』の方はドラムレスで全体的にゴムっぽい感じのサウンドというのか、同じフレーズを繰り返しながら少しずつ彩が変わっていく感じで悪くない。BGM的に鳴らしておいても邪魔にならない。一方『輝く水』はさー、民族っぽいのは嫌いじゃないとしても、音楽といえるのかどうか…全部が全部ダメというわけでもないんだけど今のところ糸口がつかめない。エグベルト・ジスモンチはもう1枚『心の街』(1983)を持っているけど、こっちはまぁまぁ悪くない。YouTubeで音源を探したら、なんと両方とも見つからなかった。ってゆうか、どうもぼくはブラジル方面はボサノバ以外は苦手というか、サウダージを感じたいんだけど感じられないみたいな、そんなところなのかなー。

初めて全容を解明した

この2枚はずっと集中して聴くのではなく、奥さまが気まぐれで買った『お父さんは心配性』を読みながら流しておく。これさー、昔々に妹が買ってたりぼんに連載されてて、『ちびまる子ちゃん』とセットで読んでいた。単行本だと3巻辺りは記憶がある。いまだに新品の単行本があるってすごいなーと思って見てみたら、2020年に第75刷発行ってなってる! 作者の岡田あーみんは行方知れずらしいですね。今どこで何をしているんでしょう?

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