根拠のない作法。

破壊王

後継モデルも終わりっぽい雰囲気

レコード針に続いてアイスコーヒーメーカーを壊してしまった。最初に買ったのが2011年。翌年に今回と同じように割ってしまって、同じものの在庫を探して買った記憶がある。ハリオから後継モデルが出ているみたいだけど、ヨドバシには無いしAmazonでは大きいやつしか売ってない。近くのホームセンターに売れ残りがないか探してみたけど見つからず。よろしい、それならば計量カップでやりましょう。

現代ではウソ

ちょっと前にYouTubeのオヌヌメにコーヒー関連の動画が出てきたから見てみたら、今まで常識とされていたやり方が全然科学的根拠に基づいていないことがわかった。コーヒーに限らず、オッサンが大好きな作法は「(今となっては)意味ないですよ」ってのが多いかも?ぼくも気を付けないと。

それらによると、お湯を注いだ時に出る泡は灰汁ではなくコーヒーの味には関係ないこと、ドリッパーの横からは抽出されないこと、ドリッパーの底の方にはお湯が溜まっていること等々がわかった。加えて、最近のバリスタの抽出方法から、(1)蒸らしの時にドリッパーを揺らす(→かき混ぜる)、(2)お湯は端までしっかりかける、(3)ドリッパー内のお湯を最後まで落とす、という3点を参考にさせてもらう。

好感触

タニタの秤が大活躍

割ってしまったアイスコーヒーメーカーのマニュアルに沿って、4杯分のアイスコーヒーを抽出する。まずは耐熱ガラスの計量カップに氷を220~230g量る。

サイフォン用の竹べらで

コーヒー豆は12~13gを1杯分として50gを中挽きにする。ドリッパーに入れたら計量カップにのせて抽出開始。蒸らしのお湯を今までよりちょっと多めに注いで竹べらで攪拌する。なるほど、ドリッパーの下の方はシャリシャリしててお湯が行きわたってないのがわかる。

我ながらいいアイディア(笑)
計量カップを割らないようにしなくては

2~3回に分けてお湯を注ぐ。昔から「500円玉くらいのサイズで真ん中だけ」「コーヒーの豆が踊らないように」みたいなことを聞いてたけど、横から抽出されないのであればそこそこ踊る方がいいのではないかと思う。端まで注ぐことによって豆がまんべんなくお湯に触れる状態を作って、短時間で濃く抽出するのがセオリー。

アイスコーヒーは冷蔵しておける

ドリッパーのお湯が落ちきったところで520ml(=1杯130ml)になるのがベスト…そうそううまくいくもんでもないから規定量になったらドリッパーを外す。計量カップ内に残った氷が全部溶けるまでかき混ぜたら完成。蒸らしの時に攪拌してからドリッパーの端までしっかりお湯をかけるこの方法だと、同じ時間で今までよりも濃く抽出できる。大成功でございます。

おまけ

教科書という名の趣味の本
(´・∀・`)ヘー そうなんだー(棒)

昔々にお友達からもらった2007年初版のコーヒーの本。図の中に「アク」って書いてある。ネルドリップとペーパードリップの違いもなんか怪しいなぁ。もしかするとネルドリップ自体がアレなのかもしれない可能性もあるわけよね。

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